社団戦開幕2018

マチュア将棋の祭典・社団戦がいよいよ開幕!今年は7部ができて更に賑やかに。
プロ野球のシーズンインのようなワクワク感があります。
渡部愛女流王位にお祝いを言うことができて良かった(≧∇≦)/

初日、結果は0勝3敗でした。
最後の1局はフルボッコでしたが、残りの2局は勝ち筋のあった将棋を最終盤に逆転負け。戦型限定ですが序中盤それなりに指せるようになってるのかもしれません。←ほんとか
終盤時間ない中で読みきることができるように訓練しないとなぁ。。

6月末なので

今週は海外出張で体調も気分も優れず、帰国しても何もできず・・・。
こんな状態で社団戦を迎えるというのは不安しかないですが、みんなやさしいチームなので、出るときはなるべく前の方に座って他のメンバーの勝率を上げるのに貢献したいと思います。
まあメインは社団戦のあとの打ち上げなのですが体調も気分もまだまだなのでそっちも心配です。

今月の振り返り:

棋譜並べ:
今月始めてみて楽しかったです。将棋への熱量が下がっていたのが復活しました。
先後たくさん並べて3分を切れたのが3棋譜、一方だけ並べたのが5棋譜
解説が詳しい、好きな棋士棋譜がベストというかそれ以外無理、という結論に辿り着いたので谷川浩司全集を並べていくことにします。地の文だけ読み飛ばしていた谷川全集の棋譜も味わうことができて嬉しい。
しかしもともと棋譜並べ好きで符号に比較的強い級位者にとっては上達に関する効果はないと思います。そういう人は別のところでつまづいてるわけで。将棋は弱点を強化しないといつまでたってもダメなゲームだと思います。

実戦:
結局あまり実戦ができていないのが最大の問題。コンディションが悪いと対局が億劫になってしまうのが…。ウォーズでもなんでも対局してからでないと棋譜並べその他をしない、という自分ルールにした方が良い気が。
指す将順位戦はちゃんと予定どおり対局を進められて良かったです。
居飛車、難しいけど楽しくて、負けてもポジティブな気持ちになれるのが良いところ。

詰将棋
北浜先生の全問実戦型!3手5手詰トレーニング (将棋連盟文庫)を解き終わりましたがボロボロでした。。
森信雄の強くなる! 将棋新格言40~入門から初段~はあと2日くらいのところで投げ出しました。13手詰とか…。
時間の短い将棋に強くなるのが目的なので3手詰を時間計って頑張るとかが良い気がします。

次の一手
あまりはかどりませんでした。
自分の場合、実戦と次の一手が上達に効きそうなので、今後は量をこなしたいと思います。

定跡:
居飛車、級位者レベルだとなかなか定跡どおりにならないとはいえ、定跡覚えてないと大変な局面も多いわけで。
居飛車の定跡書をちょっとづつ読んでいます。居飛車は1冊でOKということはないのでまだまだ全く網羅できてなくて「この本のこの部分とこの本のこの部分だけとりあえず習得して、それ以外の状況になったらその場で頑張ろう」という方針です。
今月初めてノートを作り始めました。
今まで学校の勉強も含め、自分で見返すためのノートというものを作ったことがなく、ノートを書くのは記憶に定着させるために手を動かす作業だと思っていました。。必要に迫られて自分なりのコメントを入れたノートを作ってみると、なかなか役に立つのでびっくりします。
今までの人生、ちゃんとしたノートを作らないことでずいぶん損をしていたのでは。。

練習記録も棋譜用紙の余白にちょろちょろ書いてるくらいなので、今後はちゃんとノートに書いていくようにしたいです。
練習記録をノートに書かないのは、自分の場合は頑張っても上達しないので量を記録してしまうと「こんなにやってるのにこの状態、何もしなくても普通もっとすぐ強くなれる人がいっぱいいるのに」という現実に向き合うことになって辛いからだったりします。

指す将順位戦5・6局

2局とも角換わり。ボロボロでしたが角換わり経験値ゲットだぜ!という充実感が。
いままでたまに角換わりを指すといっても先手番のときだけだったので、後手で角換わりを指すのは非常に新鮮。
特に角換わり腰掛け銀にはめったにならないので初めてのような。(一手損で腰掛け銀はやったことありますが)

第5局Mobiusさんの棒銀を受ける展開に。
銀香交換後の△1六歩▲1八歩のあとどうするんだっけ・・・?と定跡忘れてひどい目に遭いました。「負けたあとだと定跡覚えられますよ」と言われて復習しました。
おかげで将棋ウォーズで自分と同じように定跡忘れて△1九角すぐ打ってきた相手に勝てました\(^o^)/

第6局、しゃちょーさん戦は飛車先交換したら銀冠に組まれて途方にくれました。
腰掛け銀は難解すぎて感想戦をやっても全くわかりません。ほんとソフトに掛けてみるしかない。角換わり、アマが指さない戦法と言われるのがよくわかります。どうすべきなのか全くわからないですもん。
ソフトにかけてみると、対局中最初に考えて自重した手が推奨されてる局面がよくあります。基本的に、先に仕掛けて激しく攻める、無理かなーと思っても攻めてみる、というのが大事そう。

…棋風的には向いてないなぁ…。
まあ、楽しいからいいや(≧∇≦)

将棋倶楽部24TrackerJ更新

将棋倶楽部24棋譜ダウンロードのI/Fがちょこっと変わったのに対応しました。

Dropbox - sc24tracker.jar

(最近東京道場で対局してなかったので気づきませんでした...。)

Mac用のapp版はこちら。
www.dropbox.com

まだちゃんとダウンロードできるケースをテストしてませんがたぶん大丈夫だと思います。

続けていればわかってきますから

棋譜並べ、前記の棋譜以外は10回並べても全く速くならないです…。
回数は目安でしかないので、やり方を工夫していきたいと思います。

ちょっと思っているのは、盤駒で並べるよりも、スキマ時間にちょこちょこ思い出して頭の中で並べることが効果的なのではということ。例の棋譜は「谷川先生はどこで悪くしたのだろうか?」という疑問をずっと持ち続けることになったため棋譜を思い出す機会が意図せず増えたのではないかと。

局面図+符号で書かれたものを、盤駒なしで読む能力は伸びたと思います。
まだ谷川羽生100番勝負のような局面図少ないものを途中図から読むとか無理ですが、そのうち出来るようになりそうな気がしてきましたし、そのうち盤駒やツールを使わず棋譜集を楽しめるようになるかも。

将棋強くなるのとちょっと別の方向ではありますが、楽しいのでやる気は持続しています。

居飛車の勉強もしていますが、分量多い…。最小限だけやったら実戦中心に、と思ってるのですが最小限だけでも多くないですか?基本的に戦法多すぎじゃないですか。相居飛車は角換わりと右四間だけに絞ったところで、対振りの種類が多い…。なので、棋書一冊すみずみまで、というのは無理と諦め、戦法ごとに基本的な変化をマスターして実戦デビューを目指そうと思います。

棋聖戦前夜祭第2局、羽生さんに会えました〜。羽生善治の終盤術で勉強してます、と言ったら羽生さんが仰ったのが「続けていればわかってきますから」。ぉぉぉぉ〜〜。

楽しく続けていきたいと思います。

棋聖戦前夜祭@グランドニッコー東京台場、すごく良かった…。羽生棋聖豊島八段康光会長藤井九段ら棋士も豪華。さらに食事も豪華で美味しくて夢みたいでした。)

高速棋譜並べチャレンジ12日め

盤駒を使うと速くても3分半〜4分くらいかかる…と思っていましたが、2分18秒という最速ラップを記録しました。
盤駒使って時間を計って並べた回数だけでも11回めなので、時間を計らないとか盤駒使わないで並べた回数を合わせれば30回くらいなのでは。
この速度が出たときは棋譜は置いてあるけれど見てないし途中で全く止まらず、「一区切りしたら棋譜を確認しよう」と思っていても区切りなんてないように思えて全ての手順が必然のように流れていく、という感じになりました。

これでようやく「高速」棋譜並べができた、と言える域に達した気がします。

達成した棋譜は谷川-羽生の向かい飛車戦。両者とも好きな棋士で、両者とも良い手が出て毎回感動できる将棋であるというのが意外に大きいような。
毎日並べても目覚ましく速くなったりしないし目に見える効果もないことを飽きずに続けられるのは好きだからというほかありません。
覚えようと意図的に頑張った棋譜よりも、谷川-羽生のゴールデンカードなのでついでに並べてた棋譜の方が続けられて速くなるという…。

しかしまだまだ他の棋譜は遅いし、なにより頭の中で動かす速度が遅くて頼りないです。

平日の棋譜並べ

平日はなんだかんだ時間も気力もないわけですが、
3ヶ月20局を目標にすれば、土日に2つ棋譜を覚えて、平日はその棋譜を繰り返す、というペースでなんとかなりそう。
棋譜を見ながらだと負荷が軽いので、飲んだあとでも出来ました。暗譜で並べようとすると眠りそうになりますが。

元から棋譜並べ好きなので楽しいです。
今並べているのは対振り急戦の棋譜なので、急戦面白いなぁ、指してみようかなぁ、なんて思ったりします。
今週は羽生善治の終盤術〈3〉堅さをくずす本 (最強将棋21)の1章 第1局・第3局・第6局を並べています。この本は優勢な将棋を勝ちきることがテーマなので並べていて形勢に差がついているように感じるのですが、第6局は谷川先生との対局でさすがに面白いです。(題材探しで迷う時間がもったいなくて、結局同じ本からピックアップしたのです。来週分は今週末に考えます。)

しかしなかなか速度が上がらない。

一番速くて確実なのは棋譜を見ながら頭の中で並べる方法ですがそれでも2分くらいかかってしまいます。強いひとだと序盤はチャンクで一瞬、中盤以降もところどころチャンクがあってトータル1分もかからないでしょう。
読みの速度を上げるには頭の中で並べる速度と精度の向上を目指すのが良いと思うので、暗記することにはこだわりすぎず、棋譜を見ながら頭の中で並べるのを速くできるよう意識していこうと思います。長い手順を頭の中で再生することに慣れることで棋書が読みやすくなる効果は期待できそうですし。
とはいえ盤駒で並べるのがどうしても4分くらいかかってしまうのは遅すぎ。NHKの一分切れ負け将棋のことを考えると、もっと速くできるはずなんですよね。うーん。。。

また自分の場合は使えるレベルのチャンク(手筋よりもっと広い概念)がとても少ないのが棋力の低さの原因の一つだと思うので、棋譜の数を増やしていくのも必要。時間があれば、繰り返す棋譜並べの他に、いろいろな将棋にふれるために繰り返さない棋譜鑑賞もできるのと良さそう。

あとは詰将棋をちゃんと量こなすのを並行しないと。
高速棋譜並べは詰将棋と平行してやらないとNG、というのがどこかで書いてありましたが、今日は終盤3手詰めを見逃して負けて反省…。