平日の棋譜並べ

平日はなんだかんだ時間も気力もないわけですが、
3ヶ月20局を目標にすれば、土日に2つ棋譜を覚えて、平日はその棋譜を繰り返す、というペースでなんとかなりそう。
棋譜を見ながらだと負荷が軽いので、飲んだあとでも出来ました。暗譜で並べようとすると眠りそうになりますが。

元から棋譜並べ好きなので楽しいです。
今並べているのは対振り急戦の棋譜なので、急戦面白いなぁ、指してみようかなぁ、なんて思ったりします。
今週は羽生善治の終盤術〈3〉堅さをくずす本 (最強将棋21)の1章 第1局・第3局・第6局を並べています。この本は優勢な将棋を勝ちきることがテーマなので並べていて形勢に差がついているように感じるのですが、第6局は谷川先生との対局でさすがに面白いです。(題材探しで迷う時間がもったいなくて、結局同じ本からピックアップしたのです。来週分は今週末に考えます。)

しかしなかなか速度が上がらない。

一番速くて確実なのは棋譜を見ながら頭の中で並べる方法ですがそれでも2分くらいかかってしまいます。強いひとだと序盤はチャンクで一瞬、中盤以降もところどころチャンクがあってトータル1分もかからないでしょう。
読みの速度を上げるには頭の中で並べる速度と精度の向上を目指すのが良いと思うので、暗記することにはこだわりすぎず、棋譜を見ながら頭の中で並べるのを速くできるよう意識していこうと思います。長い手順を頭の中で再生することに慣れることで棋書が読みやすくなる効果は期待できそうですし。
とはいえ盤駒で並べるのがどうしても4分くらいかかってしまうのは遅すぎ。NHKの一分切れ負け将棋のことを考えると、もっと速くできるはずなんですよね。うーん。。。

また自分の場合は使えるレベルのチャンク(手筋よりもっと広い概念)がとても少ないのが棋力の低さの原因の一つだと思うので、棋譜の数を増やしていくのも必要。時間があれば、繰り返す棋譜並べの他に、いろいろな将棋にふれるために繰り返さない棋譜鑑賞もできるのと良さそう。

あとは詰将棋をちゃんと量こなすのを並行しないと。
高速棋譜並べは詰将棋と平行してやらないとNG、というのがどこかで書いてありましたが、今日は終盤3手詰めを見逃して負けて反省…。