2023年技術書読書の反省と感想

2023年に読んだ本(技術書) - ぺんぎん草
の続き。

読んだ本、記録しておかないと忘れがち。。

買った本は記録が残ってるけど図書館で借りた本は返してしまうと記録が残らない。

読書メモを書くようにし始めたけれど、なかなか。
読了してから書こう、と思っていると書く機会を逸しがちなので、読みながらメモるくらいの気持ちでちょうど良いのでは。

読書メモの書き方についてはKindle Unlimited を最大限に活かすための読書ノートの作り方と活用術 Kindleで学ぶ 読書術で紹介されてたbookmarkletを使って商品詳細ページからObsidianページを作るのがいい感じ。
Obsidian読書メモ用bookmarklet - ぺんぎん草

アウトプットというけれど、なかなか公表する度胸がない。。

ネガティブな意見は公表しづらいし、議論を吹っ掛けられたり馬鹿にされたりとか、望ましくない反応がいろいろ想像できるので。
公表はしないとしても、自分の中で忘れないようにメモは書くことにしよう。。

オンライン読書会

オンライン読書会に参加してみたけれど、「ひょっとして自分、出来上がったコミュニティに乱入してる、望まれてない参加者なのでは?」という気持ちが払拭できなくて耐えられず途中で脱落、ということを繰り返してしまいました。(ご迷惑おかけして申し訳ありません)
DIscordで実施するのが普通なのだけど、Discordに元からあって雑談チャネルとかもあったりするわけで、元からあるこのコミュニティの人たちのための読書会なんだよね、、という気持ちになってしまう。気にしなければいいだけなのだけど、心が強い時期に申し込んで参加して、心が弱った時期に耐えきれず離脱…。

「有名すぎて反対意見が言いづらい」ことあるある

反対意見が言えるのは有名な人だけ、最初に有名な人が反対意見を言うと「あー、ずっとそう思ってたんだけど言えなかったんだよねー」と普通の人が言えるようになる。(「有名な人」が社内だと「有識者」「声の大きい人」だったりするわけですが。)
これはRunningLean第3版について翻訳者の角さんが話をされた中にちょっと出てきた話なのですが、ずーっと違和感を感じてたことなので、明言してもらってスッキリしました。
たとえば自分の場合、オブジェクト指向はサーバサイド/バックエンドでは(フレームワーク部分とかでないビジネスロジック部分については)有効でなく、データとロジックを分離した方がむしろ保守性が上がるのではないかとずっと思ってました。
とはいえ公言しちゃうと「お前がオブジェクト指向をわかってないだけwww」と言われるのが目に見えてるので、オブジェクト指向とかそれ系のデザインパターンを使いこなす修練はGUIアプリの開発で行って(GUI開発にはオブジェクト指向は適してる)、それなりのスキルは身につけて仕事でも無理やり使う、ということをしてました。
データ指向プログラミングとか出て、これを言っても許されるようになったなあ、という感じ。

自分も「使いづらい」「難しい」という意見に対して、相手の個人的な理解度不足・習熟度の不足のせいにするのでなく、「それも一理あって、適用に向かないケースがある」「わかりやすく・使いやすくするような、改善の余地がある」と考えるようにしたいと思います。

「知らない」ことを知る

技術分野が広くなって、なんでも知ってる、ということを目指すことは本当に難しくなりました。
「知らなくていいんです。知らないことがあることは恥ずかしいことじゃない」と声を大にして言いたい。
むしろ恐ろしいのが「知らない世界があることを知らない」こと。
自分の世界を広げる努力をしないと「自分が知ってる世界については自分は良く知ってて仕事できる」というところで安住してしまって傍から見ると技術力不足なのに本人自信満々ということに…。
何かを知らない、という人に出会ったら、その人は世界を広げようとしてるわけで、自分の世界を広げる努力をしない人に比べれば素晴らしい、ようこそようこそ!と歓迎するようにしたいです。
自分も知らないことがたくさんありすぎるし未熟者ですが、生きてる限り世界を広げていきたいです。

毎年新しい開発言語を、という達人プログラマー ―熟達に向けたあなたの旅― 第2版のチャンレンジは、今年はFlutterをやってみました。アプリをリリースするまでにはけっこう大変な道のりだなぁ…というのが感想。
来年はElectronにしようとおもってます。Electron将棋が素晴らしいので。(PenguinShogiで実装していた棋譜を覚えるための機能は、Electron将棋で実装してみた方が既にいるので、何をしようかなぁ。。。)