4枚落ちで2歩突っ切り定跡

北島先生のレディースセミナー@新宿。
2枚落ち定跡で有名な2歩突っ切りで4枚落ちを戦う方法を解説していただきました。

  • 飛車は3筋に移動して歩交換して3六で待機
  • 右銀は4七で止めて飛車の横利きを通す
  • 飛車先の歩交換をしてカニ囲いに組み上がったら、1筋をついていく←2枚落ちとの違い
  • 1筋で垂れ歩からと金を作って銀で取らせ、香車を桂馬で取らせ、3筋を手薄にしてから3筋に歩を合わせる。同歩なら1一馬で銀を素抜けるし、2二銀とか数を足してきたら3三歩成から2枚換えを狙う



棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)
(講義して頂いたものの全く覚えられず(汗)、この棋譜は友達からあとで教えてもらったものなので、先生の講義内容とは若干違うかも。)
実戦では聞いた直後なのに覚えられず右銀を4六に出てしまって飛車の横利きが使えない形に。しかたないので銀を3五に出て銀交換を狙ったのでした。銀を引いて銀交換させないように指されると下手困っちゃうところですが、そこは北島先生の優しさ。

最後、この局面で△3二玉〜△2三玉と逃げられると大変だなあ、飛車を逃げるのはどうなんだろう、と思い、飛車を見捨ててカッコよく▲4四歩と寄せにいったものの、△34金▲4三歩成△8六桂▲同角△8九飛と、王手角取りで飛び上がる事態に。▲7九金△8六飛成と角を抜かれてガックリしたものの、「いやいやまだいい手がありますよ」と先生の優しいお言葉。▲3二歩で必至、自玉は詰みなしということで勝たせていただきました。でも、△8六桂の時に△8六歩だったらダメなわけで、先生の優しさが身に沁みたのでした。