2023年に読んだ本(技術書)

知識欲とか技術力を向上したいとかいうよりも、目的があって問題を解決する手段を得るために本を読んでる、という面が強いので、目的別に並べてみます。

自社サービスのシステムや運用を改善したい

自社サービスのセキュリティを高めたい

  • マスタリングTCP/IP 情報セキュリティ編 (第2版)
  • ハッキングAPI
  • セキュアなソフトウェアの設計と開発
  • セキュアで信頼性のあるシステム構築
  • フロントエンド開発のためのセキュリティ入門 知らなかったでは済まされない脆弱性対策の必須知識
  • コンテナセキュリティ コンテナ化されたアプリケーションを保護する要素技術
  • ホワイトハッカー入門
  • 実践入門ユーザー認証

開発組織を改善したい

  • チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計
  • 「僕たちのチーム」のつくりかた メンバーの強みを活かしきるリーダーシップ
  • アジャイルラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣

採用面接を改善したい

  • 世界で闘うプログラミング力を鍛える本
  • システム設計の面接試験

若手のスキルを伸ばしたい

Flutterを学んでアプリを作りたい(毎年1開発言語、の2023年版はFlutter)

AIを仕事に活かしたい

  • OpenAI GPT-4/ChatGPT/LangChain人工知能プログラミング実践入門

2023年に知って良かったちょっとしたこと

ほんと、ちょっとしたことなのですが。

マスキングテープをシール・ステッカーの下敷きにすると、糊残りせず気軽に貼ったり剥がしたりできるのでとても良い、ということ。

sbapp.net

かわいいシールをついつい買ってしまうのですが、剥がすときのことを考えると全く使えませんでした。
Macbookにシールを貼ろうか考えていて見つけたのがこの記事。
これを応用して、Macbook以外のものにも気軽にシールを貼れるようになりました。

買ったもの2023

引っ越したのもあり、いろいろ買ったなあ。。

M2 MacbookPro:MacbookPro2019(IntelMac最終世代)を使っていましたが、夏の暑さで不調が現れてきたので買い替えの頃合いかなと。M3が出る前だったためか、整備済み品が安く出ていたので買えて良かったです。

ドラム式洗濯機:引っ越して乾太くんが使えなくなったので購入。乾太くんに比べると時間がかかるとかふんわり度が劣るとか不満はありますが、思ったよりちゃんと乾いてトラブルがないので良かったです。

昇降デスクFlexispot E7:引っ越したら買うんだ!と思っていた昇降デスク。在宅ワークで腰痛防止のため、ときどき立って仕事をするので。TV会議中とかだいたい立つようにしてます。(これを買う前は食洗機の扉を開いたところにノートPCを乗せてたりしたのです…)安定感が素晴らしい。もっと安い商品もあるのにこれを買った理由は高くするだけでなく低くしたいこともけっこうあるため。

エレコムのマウスEX-G Pro:昇降デスクの天面素材のせいなのか、普通のEX-Gでは反応が悪くてストレスに。思い切ってEX−G Proに買い替えたら反応が良くなって快適。ただ充電式なのが難点。電池式なら切れたら交換すれば即使えるようになるのに充電式だと充電している間は使えないので。また充電ケーブルの相性問題がシビアで付属のケーブルでしか充電できないのが困るところ。追加のボタンは押しづらいものはなかったものと諦め、通常より2つ増えたものと考えてコピーとペーストに割り当てています。マウスだけでコピペができるようになり、ネットサーフィンするだけならキーボード不要になりました。

2023年に買ったe-ink端末

BOOX Tab Mini C

8インチのカラーBOOXの新バージョン。重力センサー搭載で向きが自動で変えられるのと、カバーが脱着しやすくなり、性能もアップ。
BOOX Nova3Colorを使っているのでそろそろ買い替えたく、多少高くなるのは全然いい、と即買いました。
しかし当初のスペック上の265gに比べて実際は重く310g近く。iPad miniより重いe-ink端末とは???という気持ちになりました。発光しない質感も気に入ってるとはいえ、8インチBOOXに求めるのは軽くて持ち歩きやすいことなので。(後日スペックが訂正されました)
そんなわけで速攻手放しました。

BOOX Leaf2 白

7inchのペンが使えない白黒BOOX。BOOX Pageが出たあとに購入。BOOX Pageよりも軽くて安いので。特に軽さ重視で白を選びました。(黒だとBOOX Pageとそこまで変わりません)
SDカードが使えて重力センサー搭載、物理ボタンでページめくりが出来ます。読書端末としてはとにかく良い出来で、このサイズとしては過去最高。
BOOX Nova3Colorの出番が減りました。

購入にあたってはスペックが低くて遅いのがどうかと思ってました。使ってみるとあまり問題になりません。アプリ起動等はすごくもっさりしていても、ページめくり速度はそこまで変わるわけでないので。

買ってよかったもの2023:HHKB

HHKB、憧れがないわけではありませんでしたが、高価だしファンクションキーがないのが不便、ということで今まで買おうと思ったことはありませんでした。
それが今年になって買った理由は、会社PCが「自由なソフトインストール禁止」「管理者権限なし」となってしまったためです。これではキーアサインが変更できない。。

そこでHHKB。設定をキーボード本体側で保持することができます。ソフトやドライバをインストールしなくても、個人PCで設定を書き込んでから会社PCに接続すればキーアサインを変えることが出来るわけで。

HHKB Studioが出た後でしたが、買ったのは普通のHHKB Hybrid Type-S。

HHKB Studioを選ばなかったのは大きくて重いのと、スティックに特に惹かれなかったので。昔のThinkPadの赤ポッチは好きだったのですが現在はThinkPadを使うときでもスティックに触ることがないので自分には合わないかなと。キータッチがHHKBより若干軽いのとジェスチャーなどには惹かれましたが。


HHKBを買うまで、このところずっとエレコムの安いキーボードを使ってました。

ジェネリックRealforceTKLとでも言うのか無駄のない配置。Bluetoothではない専用レシーバで、無線タイプとはいえ比較的安定してます。(有線タイプの同型もあり、会社ではそちらを使用してました。)
カニカル式のカチャカチャ感があまり好きでなくパンタグラフ式のストロークの浅さも好きでない、となるとメンブレン式で落ち着くわけで。
ただエレコムのこのキーボードは黒しかなくて埃が目立つ、かな印字が煩わしい、という点を不満に思ってました。


そういうわけでHHKBを買うにあたって色は雪一択。
無刻印キートップと通常キートップのセットを購入しましたが、結局無刻印キートップだけ使っています。見た目すっきりして素敵。
HHKBの通常のキートップは側面の印字が主張強く目立ちすぎ、キーアサインを変えると側面の印字の通りになってないのもストレス。印字が必要ならRealforce用のキートップが使えるのでそちらを買うか、遊舎工房で作るかした方が良いと思います。

買ってみた結果、「もっと早く買えば良かった」という感想しかないです。中古を買ったけれど新品を買えばよかった、とか、会社用もほしい(持って歩いてるので重い)とか思います。
スコスコした打鍵感が心地良くて、たくさん入力したくなるので腱鞘炎になりそうな危険を感じたくらい。
早く打てるかといえばそうでもないですがRealforceの30gとは違い、標準的な反応なので、すぐに慣れることができました。Fnキーを左手小指の付け根で押す独自の操作もわりとすんなりできるように。

キーマップ変更ツールもすごく便利です。キーマップをどうするかは試行錯誤中。他の方のマッピングを参考にしてみたりしています。(Fn+スペースキーをShiftに割り当てる、というネットで見かけたどなたかのアイデアは秀逸。)ファンクションキーがないのは全然なんとかなります。Fnとの組み合わせを有効活用しているのは1/3くらいで、まだまだそこまで活用できてませんが十分。
Bluetooth接続も家で使う分には十分な性能です。家では見た目すっきりBluetooth接続、会社では安定しないので有線接続、と切り替えられるのも良いところ。

キー配列は、会社PC(Windows)をメインターゲットとして設定して、個人PC(Mac)向けにはKarabinerElementで調整するという方法にしています。
Macでのコピペは通常Cmd+C/X/Vですが、ターミナル以外はCtrl+C/X/Vでもコピペ出来るように、という設定もKarabinerElementの設定-ComplexModificationsで実現できます。
macOSのキーボード-アプリのショートカットでも似た設定はできるのですがすべてのアプリで効くわけではありません。KarabinerElementでの設定は今のところほぼ全部のアプリで適用できているので快適。)

問題は、サーバルームのキーボードなど共有環境を使うときに普段の癖が付きすぎてミスってしまうところ。また他のキーボードを触るとゲンナリしてしまうところ。

万人向けではないけれど、自分にとってはとても良かったです。

▶ 【PR】はてなブログ 「AIタイトルアシスト」リリース記念 特別お題キャンペーン
お題と新機能「AIタイトルアシスト」についてはこちら!
by はてなブログ

将棋続けてます

将棋やめちゃったのかと思ってたー!
と言われることがあるのですが続けてます、将棋。

ただ、中断期間の影響が大きくて棋力が下がってます。
今ウォーズ3級。

12月の月別級は2.81級でした。3級というより4級に近い…。
緊張すると凄いタップミスをしてしまうのが頻発。持ち駒持ったと思ったら最下段の謎なところに打ってるとか、別の駒打ってるとか、相手の駒を取るつもりが取られるところに動かしてるとか。

1月の月別級は0.72級。すごい。序中盤ボロボロでもなぜか終盤ミラクルな勝ちが転がり込むことが続いたので。
数字だけだと1級クラスですが、3級だと初段とマッチングしないので数字ほどの戦績ではありません。

たとえばとある対局。序盤失敗して自陣だけ終盤戦の局面、ぱっと見絶望的ですが桂を2枚持ってるので金か飛車が入れば詰めろになる、と思って控えの桂を打って。
f:id:penguins:20220129175532p:plain

手番が回ってきて「詰んだ!」と角を打ったら「なんでそこにー!」(相手が優しかったので取ってくれて詰みました)
f:id:penguins:20220129175652p:plain


中盤一手で悪くなるのを改善するのはなかなかすぐには難しいのは経験上わかってるので、まずは序盤がボロボロすぎるのをなんとかするのが今の課題。
ブランクの影響が一番大きいのは対居飛車だったりします。急戦を受けるのがもともと苦手な上、持久戦に全く自信が持てないので、早々に動いて失敗することが多いです。
相振りや相中飛車は適当に指しているけれど、上の級に通用する気がしない…。

駒サプリはじめました

しばらく将棋から離れてましたが、資格取得ラッシュが一段落したので将棋再開してます。
アパガード杯に出ることにしたので頑張らねば、ということで駒サプリをはじめてみました。

www.shoginomori.com

月500円です。コスパだけなら本を買った方が良いですが、苦手な順で出題してくれたり、回答速度を測ってくれたりするのが便利、、と課金してみました。
将棋をしてなくて棋力低下が大きくて、やったころあるはずの5手詰が全然解けなかったり、入門レベルの問題で間違いまくっているので丁度良い難易度です。
初回の成績はこんなかんじ。やっぱり受けや逃げが弱点。

はじめての将棋練習帳1:駒を取る 342/355 平均2.6秒
はじめての将棋練習帳2:駒を詰ます 223/232 平均4.2秒
簡単な詰めろ 78/81 平均6.9秒
基本の受け68/76 平均5.9秒
両取りをかける 71/73 平均3.4秒
玉を正しく逃げる49/66 平均9.9秒
一手で飛車角を成る 57/60 平均4.3秒
数の攻め 60/62 平均4.5秒
歩の手筋 70/74 平均13.1秒
安い駒から高い駒への交換 70/81 平均11.4秒

銀の詰将棋 76/79 平均4.6秒
金の詰将棋 72/73 平均2.6秒
捨て駒のない3手詰 71/74 平均16.3秒
実戦に役立つ詰み(やさしい) 72/78 平均10.4秒
実戦に役立つ詰み(むずかしい) 62/77 平均57.2秒
1手詰ハンドブック(白)288/300 平均4.2秒
新版3手詰ハンドブック(黄)199/200 平均10.7秒
新版3手詰ハンドブック2(ピンク)196/200 平均19.2秒