受け将棋になる原因

リアル将棋で同じ相手と相居飛車を3局。お互い角換わり好きなのですべて角換わり/一手損角換わり。自玉の位置を錯覚して王手見落としで負けたりしてました。先を読んでも盤面はちゃんと見ないと…。受けに一方にならず攻められたのは良かったです。

で思ったのですが、受けすぎてしまうのは、ソフト相手やウォーズ10秒で練習している影響なのでは。

対ソフト→弱いソフトでも終盤は鬼強。攻めの火種を残しておくと思いつかないような技をかけられたり、長手数でいきなり詰まされたりするので、丁寧に受けた方が勝ちやすい

10秒将棋→先に駒損する仕掛けや、駒を捨てる寄せ手順は先が読めてこそ指せるわけで、10秒だと目先の対応に追われてしまう(部分的に定跡化された手順は10秒でも十分指せるので、もっと強いひとだとそういう手筋ストックがたくさんあって指せるのでしょうが)

変な癖がつかないように練習方法を変えたほうが良さそう。

将棋blogで紹介していただきました

syogiblog.hatenadiary.jp
りたあめ (id:RitaAme)さんのblogで紹介していただきました。(ありがとうございます。)
ブログを過去に遡っていただいたようで恥ずかしい限り。過去blogを見られると、なんだかんだ言って全く強くなってないのがバレバレです。

強くならなくても楽しめるし、年をとったりいろいろあったりして以前より弱くなっても強くなろうと頑張ることはできて、その中で楽しいことを見つけられる、ということが伝われば良いなと思います。
また、女性アマ将棋界が級位者でも楽しいこといっぱいなのは、普及に熱心な方々や大勢の支援者に支えられているおかげなので、感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。

www.piri-girl.online
シュうぇッチマン(id:Shouldgo)さんの将棋上達法、参考にさせていただいていますがなかなか実践できないのが上達しないところなんだと思います。
とにかく繰り返しが重要!記憶を定着させないことには、忘れる量を増やすだけで役には立たないんですよね。自分の場合読んだことを忘れてた本まであったりします。反省して最近ようやく繰り返しに重点を置くようにしています。

叡王戦が終わって

叡王戦が終わりました。

いままでタイトル戦は「できれば◯◯先生に勝ってほしい(一基先生とか!)」というのはあっても基本的にどちらも頑張って良い将棋を、という気持ちでしたが、今回は特別な体験でした。
3局連続現地へ行って4局目。流れを変えたくて現地へ行かないことにしました。
結果は皆様ご存知のとおり。

タイトル戦が特別な舞台で、タイトル戦常連になるような大棋士が普通の人と全く違う、ということがよくわかりました。
(谷川全集でタイトル戦を戦う気持ちを読んでいるのですが、ストレート負けした棋士のその後を気遣う余裕とか、全局違う戦法を指そうとか、大舞台でも紙一重の変化に平気で飛び込むとか、常人と考えることが違いすぎ・・・)

あの舞台であのように振る舞える金井先生も普通の人とは全く違うわけで。
棋士の凄さを強く強く感じました。

前夜祭が一般人が行っても楽しいところとわかったのが収穫。お土産に扇子など頂けてパーティーでお酒と食事が出て実質無料じゃないでしょうか。
今回棋士の先生方とお話しができたのはコミュ力が高い友達と一緒だったおかげだと思います。(谷川先生といろいろお話しできたのを今でもときどき思い返します。)でもコミュ力低い自分が一人で参加しても、ちょこっと声をかけて写真を一緒に撮ってもらうくらいのことはできそうです。

居飛車はじめました

最近、指導対局でも平手でも攻める手が見えなくて悲観しすぎ・受け過ぎになり、将棋を指す意欲が減ってしまい、毎日欠かさず解いていた詰将棋を解く気力もなくなってしまっていました。そうなると労力のいる序盤なんて取り組む気も湧かないわけで。
指導対局で2枚落ち卒業しても、と言われた頃よりヘタになっていて、今だと絶対言ってもらえないなあ…。

観る将というのも、ライトなぶんには楽しいけど応援しすぎると応援してる棋士が負けると半端なく凹むし、イヤな思いをすることもあるし。

このまま強くならないでエンジョイ勢か・・・、と思ったら、
自分に向いてなくて勝てないかもしれないけれど好きな戦法をやって、役に立たないかもしれないけれど好きな棋士棋譜を並べる、というのも良いような気がしてきました。

ということで、しばらく中飛車を封印して居飛車をやってみることにしました。

とにかく縦の攻めが苦手なので(これが相振りがダメな最大の理由でしょう。いまだに矢倉崩しとか継ぎ歩攻めとか、全くもってピンときません…。角換わりでも横から攻めちゃうくらいなので)、光速の寄せ 矢倉編 (将棋連盟文庫)で縦の攻め手筋を学びながら、ずっと楽しみにしていた将棋戦型別名局集7 角換わり名局集 (将棋戦型別名局集 7)を並べてみたいと思います。

そう思ったら元気でてきて、毎日詰将棋も再開して楽しく棋書を読んでいます。

「攻めは実戦で数をこなさないと身につかない」という藤井九段の教えもあるので実戦も頑張りたいところではあるのですが、10秒将棋で居飛車を指すと優勢になってもなにやればいいかわからなくてひどいめにあいまくってつらいです。

棋風的には明らかに振り飛車向きなんだと思いますが、なんとか悲観しすぎ・受け過ぎを直して、縦の攻めに強くなれたらと思います。

気持ちの切り替え

負けた後の気持ちの切り替え、難しいですよね。

自分の対局で負けるのも落ち込みますが、自分が応援している棋士が負けるのも相当くるものがあります。

叡王戦、第1局の翌日は一人旅なのでただでさえ心細い上、心が弱っていて観光もあまり楽しめませんでした。が、第2局以降はさっくり気持ちを切り替えて折角の機会を楽しむように心がけています。
第3局の翌日は仙台市内をレンタサイクルで回りました。どこに行っても新緑と藤の花が美しくて、曇天で日差しも柔らかく風も爽やか、とても良かったです。ちょうどハーフマラソン大会が行われていて車椅子マラソンのランナー達を初めて生で見て、その懸命さに打たれたり。
観光スポットが丘陵の上なので電動アシストが重宝しました。(東京と同じ、ドコモの自転車シェアが仙台にもあります。東京ではアシスト強モードなんて使ったことなかった・・・。)

羽生さんは有名な一手頓死の翌日ディズニーシーで遊んでいたとのこと。強さというのはメンタルの強さでもあるんですね。

自分の対局の後でも、羽生さんを見習って気持ちを切り替えるようにしたいと思います。

社団戦まで50日

気がつくとあっという間です。海外出張予定もあるので時間なさすぎ。

なんとかしたい。なんとかしなきゃ。

とはいえ、焦るばかりでなにをすれば良いのかわからなくて、とりあえず詰将棋してます。

未だに戦法選択について迷いがあったりしますし…。

叡王戦第三局

立会人が谷川九段。前夜祭では谷川先生に松島での名人戦の思い出を伺ったり、いま進行中の竜王戦4組の話をしたり(谷川先生が勝ち進むと当たる、三枚堂先生もきているわけで)、夢のようです。近くで座り込んでいた参加者のお子さんをさり気なく気にしていたりとお優しい一面も。

松島は初めて行きましたがほんとに風光明媚で素晴らしいところですね。海の幸も美味しいし、旅行として良かったです。

対局は…金井先生の時間の使い方や指し手のチグハグさにやきもきする一日でした。

バッグの中でこぼれたチョコが溶けていろいろ被害甚大で泣きそうです。