叡王戦が終わって

叡王戦が終わりました。

いままでタイトル戦は「できれば◯◯先生に勝ってほしい(一基先生とか!)」というのはあっても基本的にどちらも頑張って良い将棋を、という気持ちでしたが、今回は特別な体験でした。
3局連続現地へ行って4局目。流れを変えたくて現地へ行かないことにしました。
結果は皆様ご存知のとおり。

タイトル戦が特別な舞台で、タイトル戦常連になるような大棋士が普通の人と全く違う、ということがよくわかりました。
(谷川全集でタイトル戦を戦う気持ちを読んでいるのですが、ストレート負けした棋士のその後を気遣う余裕とか、全局違う戦法を指そうとか、大舞台でも紙一重の変化に平気で飛び込むとか、常人と考えることが違いすぎ・・・)

あの舞台であのように振る舞える金井先生も普通の人とは全く違うわけで。
棋士の凄さを強く強く感じました。

前夜祭が一般人が行っても楽しいところとわかったのが収穫。お土産に扇子など頂けてパーティーでお酒と食事が出て実質無料じゃないでしょうか。
今回棋士の先生方とお話しができたのはコミュ力が高い友達と一緒だったおかげだと思います。(谷川先生といろいろお話しできたのを今でもときどき思い返します。)でもコミュ力低い自分が一人で参加しても、ちょこっと声をかけて写真を一緒に撮ってもらうくらいのことはできそうです。