2018年将棋始め

将棋クエスト(1手30秒)で指し初め。
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5手詰のあるこの局面に来たものの詰みを逃して逆転され、必敗の局面で相手の方の接続切れによって勝つという、謎の指し初め局になりました。
実際負けてた将棋ですが最高レート更新。
終盤力ぅ…。

四間飛車上達法 (最強将棋レクチャーブックス) の方は、全5章のうち4章を読み終えました。一応。
指しこな1の最初でつまずいた自分には2章が難所でした。細かい分岐がよくわからなくてリアル盤駒並べながらでは何度かチャレンジしても無理で、結局Kifu for Windowsで入力しながら読むことでクリア。同じ本を読んでも自分がやらない戦法とやる戦法(右銀急戦・居飛穴)の局面理解度は天地の差が。結局は指して身につけることが大事で、指すとき軸になる指し方を決めて指針に沿って指すことで経験値を積むのが藤井先生オススメのやり方なんだと思います。
急戦の2章は特に、今までどういう意味があるのかわからない手がちゃんと解説されていて勉強になりました。
そして3章。美濃囲いの急所を突くこと・受けることがいかに大事か。終盤難しい、終盤難しすぎる…。そして舟囲いの詰み/寄せを読むのは美濃に対する読みよりずっと難しくて、詰めろなのかどうなのか全くわからない(´・ω・`)
4章。持久戦にはとにかく△4四銀(▲6六銀)型で攻める狙いを持てばわかりやすい、とのこと。玉頭位取り対策を初めて見たのでおぉーという感じ。
あとは5章だけなので、正月休みのうちに一旦読み終えたいと思います。

いろいろ藤井先生のコメントや考え方が散りばめられていて面白いです。四間飛車を指す人にはもちろん、四間飛車を相手にする人にもきっと有用。

四間飛車上達法

四間飛車上達法 (最強将棋レクチャーブックス)

四間飛車上達法 (最強将棋レクチャーブックス)

藤井九段の新しい定跡書が話題です。
自分も注文してしまいました。まだ届いてませんが年内には届く予定なので年末年始に読むのが楽しみ。
すごく売れているようで、書店の在庫検索をして「あった!」と思ったら数時間後に在庫切れになっていたりします。

四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)

四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)

藤井九段といえば「指しこな」。以前、指しこな1を読んでみたものの、ほんとに最初の方で挫折しました。急戦は一手の価値が高くて、攻められる方からするとスゴく細かい手順が続いて気が遠くなるのです。(中飛車もそのあたりの事情は似ていて対急戦の戦績が悪いのですが。)
(その後、相振り指しこなは頑張って読んだものの全くモノにならず、相振りを指すこと自体を諦めて対抗形党を目指すことにした経緯があります。)

はたして指しこなで挫折するような級位者に読み通せるものでしょうか。

将棋のクリスマス・イブ

なぜかクリスマスイブに指す将順位戦入れ替え戦、金井先生の叡王戦VS天彦名人(解説・郷田九段)、将棋ウォーズのクリスマスイベントと…。

将棋ウォーズのクリスマスイベント、2勝するとお正月に棋士アバターがもらえる振り駒にチャレンジできる券がもらえるので楽しみにしてました。
今年は2連勝したらデイリー1.1段に。デイリーでも段なんて初めて見たのでスクショしてしまいました(*´ω`*)

指す将順位戦入れ替え戦は相手のタップミスで助かってしまいB級3組残留決定。
B級3組強すぎて(降級決まってる方でも自分より遥かにレート高いという…)つらいんですが、レート高い相手が挑戦受けてくれると思えば良い機会。
24はこれがちょうど今年の30局め。
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今年の30局はこんな感じで年初とレートほぼ変わらず。とにかく主力戦法・中飛車の対急戦での勝率を上げないことには…。

そして自分の対局が終わってから叡王戦チェックしたら金井先生勝ってました\(≧∇≦)/
(生でも途中まで見ましたが夕食休憩以降見られなかったのでTSで見ます。)あれで攻めがつながって寄せきれるとはすごいなー。
郷田先生の角換わり序盤の解説も良かったです。

そんなこんなで将棋的にはよいクリスマス・イブでした。というか、金井先生が勝ったのがうれしいです!

第2期 指す将順位戦

11局、すべての対局が終わりました。

今期は最初の頃、人生投げ出したい時期だったので自暴自棄で指してました。途中で抜ける人が相次いでいたので自分も抜けようかと思いましたが抜ける気力もなかったので、指して悪くなったら投げればいいや、と。
その後、気分は多少持ち直したものの仕事がずっと忙しく将棋どころじゃない状況。指す将順位戦と社団戦がなければ将棋を指すこともなかったでしょう。
11月になって仕事が一段落して、やっと楽しく指せるようになりました。

対局していただいた方々に感謝。ありがとうございました。

B級3組は最高R550以上の方がほとんどで、11級すら行ったことのない自分には厳しかったですねー。それでも優勢な局面になることはけっこうあったので、そこから勝ちきる力をつけることで中級に行けるのではないかと思いました。

  • うっかりミスをなくしていくこと
  • プレッシャーのかかる局面で空回りせず冷静に読めるようにする
  • 手筋。まだまだ実戦で使えない手筋が多い…

このあたりが今後の課題です。

次の一手序中盤436完走

いちおう完走しました。本当に一応。初回の正答率は、初級編は8割、上級編は3割、初段編は (゚∀゚)アヒャ という感じでもう全くダメダメでした。
そして難しくて全くわからないながら初段編を進めていると、どんどん指す将棋の方も調子が落ちてきて、すごい勢いで桂馬や角の利きに駒を打ってタダ取りされるように…。この状態で最初の入門編に戻ったら一周目には解けた問題が解けなくなってたり。
序中盤の次の一手は読み以前に形に対する感覚を問われるので、さっぱりわからないレベルのものをやってもダメで、自分のレベルにあった問題に取り組むのが重要なのかもしれません。

永世七冠!

羽生さんがついに!永世七冠を達成しました。
渡辺竜王との永世竜王を掛けた対局からずいぶん経って、このまま竜王を獲得できなかったら…なんて思うこともありましたが、きっちり達成して本当に嬉しいです。

(これは羽生善治全局集 ~名人獲得まで~です。カバーかけて保存してあり、まだ1局も並べてない…。全局集は七冠達成までで止まってますが、永世七冠を記念して全局集の出版も進むといいなあ。)
敗れた渡辺棋王もこのままで終わる棋士ではないですし、きっと復調して新しい将棋を見せてくれると思います。

それにしても角換わりという将棋の難しさよ…。よく似た形からいくらでも新手が出てくるというのが面白いところです。

今回は新橋SL広場前の大盤解説会に行ってきました。
大内九段時代に何度か行きましたが、鈴木大介九段が引き継いでいます。
そこで「大駒の攻めは弾けるけど、安い駒の攻めを切らすのは大変」と大介先生。受けるか攻め合うか判断に迷った時、相手の攻め駒が大駒なら受けて弾く・攻め駒が小駒なら受けてもキリがないので手抜いて攻め合う、とのこと。これは良い指針になりそうです。大介先生の解説はとても明快でクレバーなんですよね。

2017年の目標を振り返る

あと1ヶ月ありますが、2017年の目標を振り返ってみます。
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  • 自分のペースで、楽しんで続ける

これだけ仕事忙しかったのに頑張っていろいろなイベントに積極参加して忘れがたい体験が出来たと思います。はじめ教室の合宿に参加したのと、関西の将棋イベントへ遠征したのが特に印象的。

無事全て参加できました。本当に良かった。一時はどうなることかと思いました…。

  • 対局日を増やす(対局20日/月)

これは全然無理でした。今月は久しぶりに月20局指しましたが20日には全然足りないです。目標設定が無理すぎな気がする。。

  • 棋力向上(社団戦で勝ち星!千駄ヶ谷で3級、24で11級、将棋ウォーズで2級)

千駄ヶ谷で3級、将棋ウォーズで2級は達成できました。社団戦では少ないけれど勝つことができたし。(去年は時間切れで1勝とかだったので、それに比べれば今年は普通の勝ち星ゲットですし。)
ぜんぜん指してないわりに、以前よりは上達したのでは?と思っています。(←どこから来るんだろう、この自信。)詰みがある!と思ってけっこう長い手順を追っていって最後の簡単な5手がわからなくて詰みを逃す病にかかっていたりと、終盤力は落ちてる気がしますが、中盤は以前よりは良く指せてる気が。
あとは「24で11級」を達成できたら嬉しいです。
あと1ヶ月でレート70上げなくてはいけないので大変そうですが頑張ってみます。(24は指すこと自体が大変。マッチング面倒だし15分60秒を指すのは覚悟してまとまった時間を確保しないとだし)