永世七冠!

羽生さんがついに!永世七冠を達成しました。
渡辺竜王との永世竜王を掛けた対局からずいぶん経って、このまま竜王を獲得できなかったら…なんて思うこともありましたが、きっちり達成して本当に嬉しいです。

(これは羽生善治全局集 ~名人獲得まで~です。カバーかけて保存してあり、まだ1局も並べてない…。全局集は七冠達成までで止まってますが、永世七冠を記念して全局集の出版も進むといいなあ。)
敗れた渡辺棋王もこのままで終わる棋士ではないですし、きっと復調して新しい将棋を見せてくれると思います。

それにしても角換わりという将棋の難しさよ…。よく似た形からいくらでも新手が出てくるというのが面白いところです。

今回は新橋SL広場前の大盤解説会に行ってきました。
大内九段時代に何度か行きましたが、鈴木大介九段が引き継いでいます。
そこで「大駒の攻めは弾けるけど、安い駒の攻めを切らすのは大変」と大介先生。受けるか攻め合うか判断に迷った時、相手の攻め駒が大駒なら受けて弾く・攻め駒が小駒なら受けてもキリがないので手抜いて攻め合う、とのこと。これは良い指針になりそうです。大介先生の解説はとても明快でクレバーなんですよね。