MY JOB WENT TO INDIA
My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド
- 作者: Chad Fowler,でびあんぐる
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2006/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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IT業界人の未来は暗いと一般に思われてる。13歳のハローワークしかり。今夜の報道ステーション、「デジタル日雇い青年悲哀…働けど働けどもお金がなくてつらい…」なんて予告が。求人を見れば裁量労働制・年棒制・みなし残業制など、残業手当なんかありませんが何か?というような会社が多いし。懸命に働いて、仕事時間以外にも勉強して技術の進歩にキャッチアップしていっても無理を重ねて病気になる人は多いわ、なんとか無事過ごせても将来が暗いわってのはいったい。。
この本にあるように頑張れば、頭一つ抜きん出た技術者になれると思う。でも、世の中の優れた技術者の皆様、他のそうでない人々より良い報酬をもらってて将来明るいですか?
キャリアについての講習を受けてきた後輩@元会社によると、社外講師曰く「IT業界の人は他業界の人に比べて成長が早いが、早い段階で頭打ちになる」んだそうな。それって、IT業界で周りと比べて頭一つ抜け出した、と思っても、他業界の人に比べたら実は全然ってことですか。頭打ちになってるところ、他業界の人が成長してるところを知りたい。本の後半はそういう話も出てくるかなぁ。
ま、良い報酬をもらえず将来明るくなくても仕事楽しい、報酬とかに関係なく自分に誇れるいい仕事をしたいから勉強するんだ、ってのもあるんだけどね。某所でたまたま「モノを作る喜びを捨てられますか」という言葉を目にしてハッとした。自分には無理。