弱くなってる問題

最近2枚落ちで全く勝てません。
銀多伝をやめて二歩突切りを指してるのですが、飛車が殺されてカニ囲いが横からの攻めに弱すぎて終了〜という展開ばかりです。
角換わり棒銀とも共通しますが、金駒を渡すと上手い使われ方があるものです。
根本的には、二歩突切り定跡の勉強不足が問題なのだと思います。その場で考えて指してる上に、過去の上手のアドバイスや自分が指して良くなかった手などに違う形でも縛られすぎて、負ける→違う仕掛けを試す、というループで経験値も貯まらない。(うまくいかないと序盤から修正したくなって経験値が貯まらない、というのは平手でも同じ自分の悪い考え方だと思います。。)
駒落ち専用に研究が必要なら、平手が強くなるために駒落ちに意味があるように思えません・・・。棋力差がある上手と指すには補助輪として必要なんでしょうが。とはいえ、良く知らない先生には平手で、と申し出る度胸がないので駒落ちを指しているのですが、自分だけ終盤になってしまって虚しい〜。
駒落ちは棋力差があっても「自分だけ終盤」にならないために落としてるわけで、毎回「自分だけ終盤」になっちゃうなら、手合を下げるとかした方が現実的では。


平手でもボロボロで、ウォーズの達成度がダダ下がり中です。
居飛車楽しいけれど頑張っても強くなれない、終盤の寄せ合いまで行かずに終わってしまう」と、結局、昔と同じことを言ってるなぁ…。

居飛車は苦しくても負けても楽しいところはありますが、二歩突切りで一方的に負けるのは楽しくないので最悪。修行だと思ってますが。

角換わり棒銀△1四歩型問題

角換わりでは棒銀を指しているのですが、△1四歩と棒銀の進出を防がれたときの進行に悩んでいます。
定跡では銀を端に出て銀香交換するということになっていますが、ここで△1九角!とするのが手ごわい。

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ソフト的にはすでに先手マイナス500点くらい。(その前に▲1五銀と端に捨てる時点ですでにマイナス350点くらい…。)

一見、▲1八飛で角が死ぬのでありえない手に見えますが、△2七銀とされると▲1九飛と角を取れば△1八歩で飛車が殺されてしまいます。
じゃあ、と▲2六飛と浮いても△1七歩と垂らされて大損。△4四銀〜△3五銀と飛車をいじめるルートも完備。
(級位者的には飛車が攻めに使えなくなるのを我慢して横に逃げて、我慢を重ねて逆転を狙うのが最良なのではという気がします。先手で手数をかけて棒銀してその展開って一体…。)

銀香交換で先に駒損する上に、渡した銀で飛車を抑え込まれる(悪くすれば取られる)展開になり、やってられません。飛車を渡す・抑え込まれる展開は形勢差が点差以上で、一歩間違って逆転、ということがまずありえない形になってしまいます。

最近△1四歩型〜△1九角ばかりやられてる気がします。どこかで角換わり棒銀対策として紹介されているのかもしれません。

まあ、以前対策として最有力だった△5四角型も、早繰り銀との組み合わせで攻撃力があって、▲3八角で対抗しても自分の角が働きづらい&飛車が抑え込まれる展開になりがちで苦しいですが。

角換わり棒銀、ひたすら後手が間違ってくれるのを祈る展開で、つらいです…。

プロなら飛車を渡して1000点差がついても逆転できるはず、戦法のせいじゃなくて自分が弱いせい、という考え方はありますが、ここまで序盤でさっくり不利になる戦法を指すのはつらい。
それでも棒銀を指してるのは他の指し方も難しいから。角換わり腰掛け銀とか、まったく形勢判断すらできないし…。

居飛車難しすぎ〜!!!

指す将第2局

対ゆーすさん
先手角換わり棒銀
久しぶりの将棋だったので知ってることしかできないし、と角換わり棒銀
後手が△1四歩と銀出を防ぐのに対して▲1六歩から先手が棒銀を駒損(銀香交換)して捌く進行に。
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ここが分岐点。△2七歩▲同飛△3八銀の両取りが厳しく、すでに後手が良いのですが、ここで▲3三角成△同銀▲2一飛成としていればまだまだだったというのがソフト先生の評価。
飛車成り込んでも底歩で受かってしまうし、角桂交換はやりすぎで後悔することになるんじゃ?と自重して▲同金としたのですが、その後の攻めが重くてチャンスが回ってこない展開になってしまいました。

いやー将棋難しすぎー。

まあ、「順調に対局消化できて、えらい」とこうぺんちゃんに褒めてもらおう。。

指す将4th開幕

たっつんさん戦:
対三間△4二銀型へ急戦を挑んで角桂交換は果たしたものの、そこから無理に動こうとして失敗して敗勢に。
振り飛車が金銀を飛車角側の受けに使う位置で待機しているときの急戦は難しくて。まあ定跡書を書いてるプロ棋士も難しいと書くくらいなのでちゃんと覚えなければ仕方ない(というか覚えてても難しい展開になる)のですが、仕掛けなければ急戦側はどんどん損になっていくので適当な仕掛けで角桂交換に成功したなら多少不利くらいなら仕方ない、そこから中終盤まくればいいやくらいの心構えでいないと。
問題はそこからで、駒を交換しても使えなくて攻めがないなら、焦って動かずに隙を作らないように待つべきでした。相居飛車でいう第二次駒組みというような展開にして、相手は生角持ってても打つところがなくて玉も薄くて困る、という方向を目指すべきでした。角打ちの隙を作ってしまって馬を捕獲する筋も逃してしまったのが致命的。(居飛車を指すなら、形や堅さに拘らないで広さで勝負する気持ちがないと。)
ダメ元で勝負手を繰り出したときに相手が王手飛車の筋をウッカリして一瞬勝勢になったものの、どうしていいかわからなくなって失敗。詰みや詰めろがすぐかからなくても自玉が詰まないなら相手玉にプレッシャーをかけることが重要。相手玉手付かずのかっこうにしてしまい、遅い攻めを間に合わされて終了でした。
ただ対局後のひとり感想戦で、自力で勝ち筋をちゃんと見つけられたのでそれは良かったです。

急戦に挑戦

考え方を変える一環で、急戦に挑戦中です。

1年前に転向するまでずっと対抗形党として、相手が振り飛車なら居飛車・それも基本的に居飛穴を指してました。
中飛車は攻める振り飛車と言いますが基本△4四銀型にしてたので自分から攻める機会は少なくカウンター狙い。居飛穴だとなおさら相手が先に動くことが多く。
攻めというよりも駒を交換して捌いてから取った駒を使える場所を探すという感じの流れになりがち、そして取った駒を使った良い攻めが思いつかなくて駒台に駒が溜まって困りがちでした。(中飛車も居飛穴も自分から端攻めをする機会はほぼないですし。)

このあいだ教室で指導対局(駒落ち)の合間に生徒同士で平手で(相居飛車・角換わり棒銀)指していて、上位者相手に劣勢だったのですが、それをちらっと見た先生が「平手だとしっかりした将棋を指すなぁ、駒落ちは全然なのに」的なことを仰って。

自分が頑張って攻めてるつもりでも駒交換を目指すだけで軽すぎて攻めになってないんですよね。手損や歩損をしてやっとこさ駒交換という成果しか挙げられないので交換した駒を使える隙がないと悪くなってしまいます。
隙のある相手なら一旦悪くしても溜まった駒で一気に寄せて勝てることもあるわけですが、上位者相手では全く通用せず、上手から見ると狙いがないことをやって損を拡大してるようにしか見えないんですよね。。
「手損や歩損をしてやっとこ駒交換してそのあとの狙いが何もない」というのは相振りでよく負けては痛感してたことですが、駒落ちもそのパターンになりがち。

なんとか攻めが上手くなりたい!と考えていたのですが、そもそも攻め方ーー捌き方でなく、攻め方ーーを知って、攻める機会を増やさないとダメなんじゃないかと。それには急戦を勉強した方が良いのではと思ったのです。実際、相居飛車でも力戦になると対振り急戦の攻め方をイメージしながら攻めることもありますし。

対抗形党時代とは全く違う将棋を指すようになって、知らないことばかりで簡単な本を読んでいて、本当に初心者に戻ったような気がします。

単純に数を足す攻めを、筋が悪い気がする/重い気がする/なにか技をかけられて防がれて無駄になりそうな気がする…と候補手から除外してしまう癖を治すことも必要なので、まっさらな気持ちで頑張りたいと思います。

考え方を変える

「強くなるって結局、今の自分の考え方を変える事ってことです。いまの自分の考え方のままで強くなれるわけがありません。」
qwer191.blog.fc2.com

言われてみると当たり前なんですがハッとしました。
そう、考え方を変えないと強くなれるわけがないのです。

自分の場合、例えば「(▲居飛穴VS△四間で)振り飛車が△6五歩と角交換を迫ってきたら▲同歩と取って角交換するのが基本的に正しい」と知識を仕入れても「角交換して馬を作られて飛車をいじめられるのが苦手だからやりたくない」という考え方を変えるのに1年もかかりました。「これで先手良いらしいけれど、自玉が薄くなってまとめづらいからこんな将棋にしたくない」とか。居飛車にしても振り飛車にしても自玉が安定した形のまま相手だけ終盤になれば良いけれど、よほど力の差があるか致命的なミスをしないとそんな展開にはならないわけで。

形勢判断ーー攻めるか受けるか、踏み込むか自重するかの判断は考え方の影響を強く受けます。形勢判断が間違ってるのは悲観的とか楽観的とかそういうマインドセットの問題を抜きにして、そもそも将棋についての理解・考え方が間違ってるということで。
形勢判断の間違いを指摘されても「えー、そんなに良いわけないよー、自玉が薄いと相手の攻めが無理でも通りがちだし」とか思ってたわけですが、考え方の間違いを正すのって他の要素に比べても重要なんじゃ!?

頑張ってたつもりだけれど考え方を変えてきただろうか…と思うと、むしろ変な考えに凝り固まってたような気がします。
うわー、そりゃー強くならないわけだ。。

指す将順位戦第4期の開幕を前にして

郷田先生・金井先生の将棋イベントに行ってきました。
なんと9割が女性。将棋イベントの女性比率はどんどん上がってる実感がありますが、ついにここまで。
郷田先生の三段リーグ時代の棋譜ノートを回覧(!)という信じられないサービスがありました。三段時代の郷田先生、棋譜ノートの裏のページに反省したり自分を励ましたりするコメントを綴っていて感動的でした。
(イベントではお二人以外の棋士の直筆揮毫色紙も販売されてました。その中に谷川先生の色紙もあったのですが「え!谷川先生のも同じ値段!?」と言われて真っ先に売り切れており、心の中で手を合わせて購入者に感謝してました。。)

指す方は二枚落ち二歩突切りで負けまくり。頼みの詰将棋力も落ちて、5手詰に苦労してます。
24のレートで言うと中飛車メイン対抗形党時代の最高レートより100以上落ちていて、率直に前期よりも力が落ちてる気がします。それでも相居飛車を指してるとボコられまくりで酷かった初心者の頃を思い出して「居飛車で勝ち負けできてえらい!(イメージbyこうペンちゃん)当時より確実に強くなってる〜」という気持ちになるので不思議とあまりつらくないのです。(いいのかそれで)

経験値が少なすぎるので「普通に応じないと(例:同歩/同銀と取らないと)どうなるんだろう?」とやってみて、目を覆わんばかりの大惨事になってることがよくあります。指す将、ひとに棋譜を見られるのが恥ずかしいです。「攻めの感覚は実戦を重ねないと身につかない」と藤井九段の著書にありましたが、負けてもとにかく人と指して学びを得なくては。相居飛車、無理攻めされることが多くて評価値1000点2000点くらいプラスでも、受けてると間違いやすくて負けやすいので、そのあたりの感覚を身につけるのが重要。それ以上に、無理攻めでも攻め筋を思いつく人が羨ましいです…。

kifuofpenguins.hatenadiary.com

my次の一手メモ、相居飛車が増えてきたのでblog名に「元」をつけました。

練習記録も書こうかなぁ〜。