中飛車の相振り

某先生より中飛車での相振りについてのアドバイス

  • 相手が三間飛車で角道を開けていたら、5五歩と伸ばす前に自分も角道を開ける(5五歩とすると角道が閉じてしまうので)。そうすればたいてい相手が角道を閉じる。閉じてこなければ手損で角交換して筋違い角を打って乱戦にする。
  • 相振りは上からの攻めになるので、玉は下段にいたほうが攻めから遠くなる。中飛車だと囲いづらいので金美濃にするのがおすすめ。

令和の将棋

最近、周りの棋友・大人になってから将棋を始めた女性たちで初段になる方がぽちぽち出てきています。
自分も初段になりたい〜、と頑張ってますがなかなか…。
コーチ役を誰かにお願いして鍛えてもらいたいなぁ、と将棋の森の特訓クラスに行こうかとも思いましたが、時間が合わず断念。

GW中はリアルで指して感想戦で教えていただくのがとても勉強になりました。
「ここでこの手があった」とかでなく局面の考え方をロジカルに整理して教えてもらえると身になります。

避けがちだったネット将棋も最近やってます。
とはいえ、将棋ウォーズは時間切ればかりで諦めました。
将棋倶楽部24で指してますがR300程度で、12級と13級を行ったり来たり。しかし将棋倶楽部24で指してるというだけで自分すごい。
こんな低級ですがボロボロ負けており、特に角換わりの勝率が低くて凄い。角換わり、後手番の序盤が本当によくわからないですし、先手番でもいつの間にか手損して先攻されたり、駒得して優勢になっても手筋を知らなかったり見落としがあったりで即負けにつながったり。

居飛車は楽しいけれど大変です。
晩学にはやはり振り飛車なんじゃないかという気がして、気持ちが揺れます。
最近はプロの将棋への興味が薄れて、プロの指す戦型を指したい欲もなくなってますし。プロの将棋がどんどん玉が薄くて真似できない方向に進化してるのもあるかと思います。(自分の場合は相居飛車でも勝率がいいのは左美濃急戦だったり、玉の堅さ重要。)

ただ、居飛車は教材が充実していて棋書がロジカルで読みやすいのがメリット。
縦の将棋が苦手なままだと振り飛車に再転向しても相振り飛車で苦労するのが目に見えているので、相居飛車で縦の攻め/受けの手筋を学ぼうと思います。

指す将順位戦4th season、参加します

もう止めようかと思ったのですが、懲りずに参加することにしました。

2週間に一度、知らない人と連絡を取って邪魔の入らない日時を決めて対局するというのはなかなか大変だし、忙しいなか将棋のモチベーションを保つことができるかというのは自信がないところでもあるのですが。
ただ、棋力向上のためには良い機会ですし。

最近、周りの将棋仲間は昇段したり、どんどん強くなってるなぁ!と感じるので、自分も自分なりに自分のペースではあっても、できるだけ頑張ってみたいと思います。

前期と比べると・・・
居飛車党に転向したこともあり、序盤は全く経験のない形とか自信のない形がたくさんあります。後手番はほぼ常に手探り。
そして中盤は以前よりもウッカリが多発。
一番問題なのは、終盤力や、見切って踏み込むための読みの力が下がってること。以前は閃きに任せて読みきれなくても踏み込めたのですが、それができなくなって弱くなってる気が。
最近は終盤まで優勢で進めても勝ちきれずに逆転負けが多発してます。

そんな感じなので勝ち星は期待できないと思いますが、社団戦に向けて練習に付き合っていただける機会だと思って、がんばります。

平成最後の将棋大会

GWといえばシモキタ名人戦
いつも晴天に恵まれて暑い、というイメージがあるのですが今年は雨天の予報。

雨で中止だと思ってたら女流名人戦は雨でも室内で開催ということで、やったー!と出かけて行きました。
(将棋の子供大会は行われたのですが、強豪の集まる名人戦囲碁の大会が開催できなかったのは残念。)
雨天の予報でも実際には小雨がパラつく程度で、指導対局トークショーは大盛況でした。

さて、女流名人戦。AクラスBクラスと2つのクラスに分かれて戦います。
Aクラスが4段から6級とカオス。一回戦で負けたら渡辺二冠の指導対局なので中途半端に勝ち上がるよりは初戦負けのほうが良いのですが。
結果は初戦負け。
▲対三間飛車銀冠VS△松尾穴熊。(ほんとに三間飛車が流行ってます。)相手の方は「絶対渡辺二冠の指導対局受けたい!」という感じで緩めて指していたので龍と馬を作って銀冠玉に迫って相当良くなったと思うのですが、馬を切ったら寄りそう、という局面で自重して駒を足したら打った駒が邪魔で攻めが続かなくなってしまい、逆転されてしまいました。

今までほぼ▲7九金型ばかり指していたのを、せっかく渡辺二冠に会えるんだし!と四間飛車破り 【居飛車穴熊編】 (最強将棋21)で勉強して松尾穴熊を初投入したのですが、踏み込まないと穴熊やってる意味ないなぁ。

初戦負けだったので渡辺二冠に指導対局を受けました。
こちらは二枚落ちで負け。角を切って挟撃形を作るつもりだったのを自重したら攻めの取っ掛かりが全くなくなってしまい、待ってる人も多かったのでさっさと投了。

読みきって踏み込めるのが一番良いのですが、行けそうに見えても読みきれないなら踏み込まない、とすると勝ちづらいです。

勝戦は知り合い同士の対局だったのですが、なんと渡辺二冠が大判解説するということに・・・!
なんだかすごく感動しました。

アマチュア女王戦2019

大会前日、しばらくぶりに将棋を指してみるとウォーズ3級の人にも負けて3連敗、5手詰ハンドブック取り出してやってみると詰まなくて悩む問題がボロボロ。
こんなことでA級に出ていいんだろうかと悩んだものの、社団戦と同じようなものだと思えば別に、と思って参加することにしました。(社団戦だったら、女流アマ強豪より強い男性がゴロゴロしてますし…)

当日参加でも、ちゃんとお弁当が頂けて良かったです(^o^)(この大会は2500円の参加費で2000円の豪華なお弁当と参加賞がいただけるという素晴らしい大会なのです。)

さて、A級。結果としてはやはり全敗でした。
今日は相手の方の協力もあって、棋譜を全て残すことができました。これだけでも素晴らしいことで、強い方と対局するのは勉強になるなぁと思います。

1局目:角換わり▲棒銀:定跡どおりに2筋逆襲されて、と思ったら1手間違って押し込まれて指しづらくなり。悪いなりに暴れてみたものの間違えてサックリ寄せられて終了
2局目:対ノーマル四間:定跡より得できないかな、と思って指した序盤を咎められ、定跡の意味を知ることに。なんとか反撃を狙うも角の利きを勘違いして打ってしまってどうにもならず。
3局目:対先手中飛車:利きの数を勘違いしてポロッと銀損。そこからなんとか凌いで逆転して勝勢になるも、寄せそこなってもたもたしてる間に詰みを逃して詰まされる
4局目:角換わり▲棒銀:定跡形でない攻め合いになり、怖い筋に踏み込んで乱戦に。攻めが成功して良くなったが攻守の判断を間違って逆転され。最後一瞬詰みが発生して勝ちがあったが読めず。

こんな感じで、勘違いや詰み逃しが多発。それでも勝勢とか勝ちのある局面を作ることもできてるわけで、まあまあ頑張ったんじゃないかと思います。
課題も見えたしモチベーションも上がったし、打ち上げも楽しかったし知り合いも増えたし良かったです。

2019春の大会

いろいろあって活動停止状態になっていました。(全く将棋を指せていないのですが、小さい電子書籍端末を手に入れたので詰将棋は再開しています。)
そのあいだに詰将棋解答選手権東京会場は一般戦すら完売、アマチュア女王戦は申込終了とか…。

マチュア女王戦は当日受付もあるそうなので行ってみようかと思います。初めてAクラスで参加ですよ…全敗覚悟です。ドキドキしてましたが、考えてみれば社団戦なんていつも普通に全敗覚悟なわけで、それと何も変わりはしないのです。Aクラスで参加するところまで辿り着いたというだけですごくないですか!?有名な女流アマ強豪の方と指すチャンスがあるかもしれないと思うとワクワクします。

シモキタ女流名人戦は滑り込みで申し込みました。棋力別大会ではないのでこれまた瞬殺される可能性があります。ですが初戦負けすると豪華指導対局!ということなので。シモキタで大会前に美味しいお店に行くのも楽しみ。(ダンナはこのあいだシモキタ・ザ・ワールドというイベントに出演してました。出店の飲食が美味しかったよ!とのこと)

5/18にはショウギナデシコも予定されてます。きっとこれもすぐ申し込み締め切られそう。
2月のショコラトーナメントも1週間で満席になってましたし、最近の女性将棋熱はすごいです。

紆余曲折を経てBoox Poke Proを買いました

前・前々エントリのとおり、7.8インチE-Ink端末Boox NovaPro(Wacomペン対応)とLikebook Mars(SDカード使用可能で軽量)との間で悩んでました。(今まで、一般的な評価に関係なく個人的に長い期間愛用した端末には、iriverStoryHDにしろKoboAuraH2Oにしろ、SDカードが使える、という共通の特徴があったので、Likebook Marsを選ぶのが手堅い気はしましたが、Booxが気に入ってるんですよね・・・。)
結局、どちらを買ったとしても重さが気になって「もっと軽くて長時間本が読める端末がほしいなぁ」と思うのでは、という結論に至りました。230g程度のKoboAuraH2O(初代)ですら「読み続けるには重い」と思っていたので。
すべての本が読みやすい端末というのはないわけで、どのみち使い分けることになるのであれば、手持ちの端末と特性がかぶらない、Kindle Paperwhiteの代わりになる端末、つまり一般書などのリフロー型コンテンツを長時間読み続けるのに向く小型軽量端末がある方が良いのでは?と思って6インチのBoox Poke Proを買うことにしたのです。

Boox Poke Proは在庫がない期間がずっと続いており、わずかに入荷してはすぐ品切れ、というのを繰り返しています。今回はじめて在庫が24時間以上保ちましたがすでに品切れになってます。この手のマイナー端末は買ってから考えるくらいでちょうどいいのではないでしょうか・・・。

詳しいレビューはよそのサイトにすでに出ているのでそちらを。
http://blog.double-h.com/archives/52090824.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ebook/1167956.html

実測175gと軽いのが最大のメリット。よそさまのレビューのとおり、なぜか不思議なことにBooxNoteよりもサクサク動きます。(※サクサク動くのはBooxNote,Novaより解像度が低いためです。)寝転がりながら本を読むのが快適。

6inchの画面はスマホに比べれば広いのですが、タブレットに比べると狭いです。本を読むこと自体は良いのですが、そこにたどり着くまでにいろいろちまちま設定していると目が疲れます。将棋の本は詰将棋次の一手本を自炊後に編集して1ページ1問に加工したものしか入れてません。文字モノの本はフォントの大きさを調整すれば問題ないだろうと思ったらそんなことはなく、1画面あたりの文字数が少ないと意外なくらいに読みづらかったり、ページの切り替わりの文章が頭に入りづらかったり、小さい画面を凝視するので目が疲れたりするのです。(Kindleなど6inch端末に慣れてる人ならそんなことはないのでしょうが。長いことKindle使ってないので…)
O'ReillyなどのDRMフリーEPUB書籍は電子書籍ストアのビューアアプリに取り込んで読むのがおすすめ。美しい商用フォントで表示できるので。(標準ビューアも悪くはないのですが、BooxNoteと違って標準ビューアなら書き込めるというようなメリットもないので。)その他のファイル形式について、自炊PDFは標準ビューア、青空文庫は読書尚友。MoonReaderを使わなくなりました。
漫画は文庫版を読むのと同じと割り切れば解像度が高いので十分読めるのですが、いかんせんデータ容量が少ないので向きません。

BooxPokeProの弱点はメモリが16GBしかなくSDカードが使えないこと。固定レイアウト型の本や自炊データは厳選して、リフロー型の本(小説など文字モノ)を読むのをメインにするのが適切かと思います。そして、将棋アプリについては連盟のLive棋譜中継とKifu for Android proが非常に余白が大きく、つまり表示エリアが小さいので棋譜を見るには不向き。将棋ウォーズやぴよ将棋は一応動きます。ただ、ぴよ将棋はときどき真っ白な画面になり、将棋ウォーズは端末がとても熱くなり、将皇は問題選択が見づらいので、将棋用途には不向き。

それ以外については物理戻るボタンが良いとかBackButton(EzTools)が必須アプリだとか、Booxシリーズ共通です。
WiFi接続してると電池がぐんぐん減ります。まるでUpdate前のBooxNoteのようです。不具合なのか、PokeProが電池容量少ない分仕方ないことなのか・・。

KindlePaperwhiteやKoboClaraHDなどの6インチE-Ink端末を使って気に入っていて、書籍データだけで10GBも入れられれば十分、それよりKindle/Koboもそれ以外の本も一緒に読みたい、というかメインの電子書籍ストアがそれ以外、という人に向く、人を選ぶガジェットであることは間違いないでしょう。
自分の場合、6inchが小さく感じるので、BooxPokeProが自分に向いているのかはあまり自信がありません。それでも寝転がりながら本を読むという場面に限れば最高なのは間違いないです。詰将棋次の一手も1ページ1問に編集すれば6インチはジャストサイズ。

ケースが付属してきましたが、自分の場合は背面に持ち手(バンカーリング的なもの)をつけてしまうのでケースに収めることができません。E-Inkは脆いので裸で持ち歩くのは危険。下敷きか硬いメモ帳と束ねて画面を保護しようと思います。測量野帳だとちょっと幅が足りないかなぁ。持ち歩かずに寝タブとして使うのもアリか。

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漫画や自炊本は、容量の関係上SDカードが使える端末でないと厳しいです。漫画についてはE-Ink端末よりも液晶端末の方が良いと思っています。
液晶端末はQuaTab01の電池劣化が進んだのでMediapad T2 7.0 pro に買い替えました。Mediapad T2 7.0 proを買った理由についてはなぜ自炊読書用端末に「Mediapad T2 Pro」を選ぶのか に同意。横幅のある7inchが自炊読書には使いやすいのに、まともなスペックの端末が今後出る気配がないのです・・・。