負けた後に
対局日を増やそうとチャレンジ中。仕事が始まってどこまで続くでしょうか。
今日は優勢から駒を渡したら詰まなくて、いきなり即詰みに討ち取られたり(´・ω・`)
中盤からジリジリ差を広げられていいところなく終わったり(´・ω・`)ショボーン
対局するということは負けることでもあるわけだけど、趣味でしょんぼりするってどうなんだろう。
佐藤天彦名人で印象的な言葉1
— 谷川二森 (@twinforest) January 5, 2017
「将棋に負けるのは仕方がないと思うんです。将棋に負けた後に自分に負けたくないんです。」(将棋世界2016.01) pic.twitter.com/X62VtPUqlJ
それでもこの言葉を胸に頑張りたいと思います。
天彦名人、素敵な言葉だなぁ〜。
2017年 将棋の目標
- 自分のペースで、楽しんで続ける
これが一番の目標。
初段手前は棋力向上が滞りがちで、あとから始めた人に追い抜かれてイヤになって止めてしまう人が多いそうです。
棋力が上がらない分は棋士萌えでカバーできると良いのですが、将棋界ゴタゴタしているのが…。
まあ自分が好きなことをマイペースで続けていきたいです。
- 団体戦に出る(女子団体戦・ショウギナデシコ・社団戦)
棋力以上に、やる気と人間関係が重要。
- 対局日を増やす(対局20日/月)
昨年は対局数20局/月を目標にしてました。数え直すと年200局くらい指した感じで目標に少し足りないくらい。(ウォーズ106局+(うち5月に67局)、クエスト5局+、24ちょうど30局、リアル対局 50局くらい)ただ連休にまとめて指して対局数を稼いでいるだけなので、コンスタントに指すようにしたいです。
今年は1局でも指す日を増やして月20日、週のうち5日は指すのを目標に。
- 棋力向上(社団戦で勝ち星!千駄ヶ谷で3級、24で11級、将棋ウォーズで2級)
いろいろ書いてみました。今より少しでも強くなれたらいいなぁ。
なにより社団戦で勝ち星をあげられたら嬉しいです。
2016年の将棋を振り返る
目標の達成状況を振り返ってみます。
- ショウギナデシコ2016に出る
→ 開催されませんでした。来春に期待。
- 女子団体戦に出る
→ 達成(^o^)
- 対局数を増やす
→ むしろ減りました。去年は24で160局だったそうだけど、今年はまだ30局(って8月以来指してないし)。将棋ウォーズやクエストもあまり指してないですし。リアルで指す局数は増えましたが、減った分を補うほどには指してないです。
- 棋力向上…?
千駄ヶ谷では5級から4級に昇級。3級に勝てなかったのが2級・3級にも勝てるようになりました。今の級に上がってから7割くらいは勝ってると思いますが7連勝/10勝2敗を達成するにはまだ力が足りないです。
ネットでは相変わらず、将棋ウォーズ3級、24で12級のまま。1年前と変わってないです。
まあ「棋力向上に重きをおかない・人と自分を比べない」というところは気をつけないと苦しくなっちゃうので。
出るつもりなかった個人戦や社団戦も出てみたら楽しかったし、良い年だったと思います。
棋書ラーとしては、名人竜王揮毫入りの 光速の寄せ〈4〉必勝!矢倉応用編 (Super series special (Volume 4)) をゲットゲット〜♫したのが嬉しかったです。Kindle Unlimited到来&即去りが大ニュースでしたね~。
指し納め@千駄ヶ谷
4連勝で、3連勝すれば昇級!と勢い込んだものの、◯●◯●◯という結果でした。。7勝2敗なのであと3連勝すれば、と一応まだ昇級の目は残ってるのですが。
◯(対3級。▲先手一手損角換わり▲棒銀△早繰り銀)横歩の出だしになったので手損で角を交換して角換わりに。序盤作戦勝ちから両取りで馬を作り優勢を拡大。反撃されて居玉でヒヤヒヤしつつも。
●(対2級香落ち。ゴキゲン中飛車)香落ちですが上手は居飛車に。超急戦を仕掛けられて拒否するも急戦への対応を誤っていいところなく攻められて負け。
◯(対4級。▲先手中飛車)捌き合ってから、相手の美濃崩し△4八銀で駒が入って即詰みが生じて勝ち。
●(対4級。▲先手一手損角換わり)横歩の出だしになったので手損で角を交換して角換わりにして棒銀したら全力で囲いに行って矢倉に組まれた上に△4二角と打たれて全力で棒銀を受けられて指し方がわからなくなるという。。
矢倉棒銀・角の応援がないバージョンみたいで、どうするのこれ、と思ったのですが、激指先生に聞いてみると自分もがっちり矢倉に囲って1局(先手十分)との局面なんですね。
ここでこちらは指し手の指針がわからなくなってゴチャゴチャやってる間に相手はきっちり矢倉崩しをしてきて完敗。この負けは本当にガックリきました。
(指したあとに飲みにいっても、痛い負けを喫するとぐるぐる考えてしまいます。。
激指先生によると、銀を立て直さなくても、自陣を固めて駒組みしてれば相手が銀を上がった瞬間、△6二銀なら▲5二角、△7二銀なら▲7一角が生じるとのこと。)
◯(対5級。△ゴキゲン中飛車?)角交換からお互い居玉で攻め合う超急戦のような展開に。最初こちらが良かったけれど手抜いて攻めたら逆転され、正しく指されたら負けてるところでした。
矢倉はやらないからいいやー、なんてことはなく相居飛車をやるなら 光速の寄せ 矢倉編 (将棋連盟文庫) に取り組まないといけないことがわかりました。うう。
ゴキゲン中飛車、急戦の対応をちゃんと覚えないと。さすがにもう左辺ボロボロでも中央でなんとか、という雑な作戦は通用しないみたいです。うーんうーん。
中飛車左穴熊のコツ
後手で2手目△8四歩でなく△3四歩を指すと避けられないのが石田流。。
というわけで、対石田流には△中飛車左穴熊を、先手番では自分でも石田流を指す方に、中飛車左穴熊のコツを教わってきました。
ポイント:
・穴熊らしく、囲ったあとに捌けるチャンスがあればガンガン捌く(自陣は駒が偏ってるので捌き合いは怖く感じるけど、捌かないと活路がない)
・本美濃は小駒を拾って上から攻める(お互い横から攻めると美濃が堅くて攻め合い負けがち)
・馬が出来たらなるべく中央で使う。一旦自陣に引きつける手は攻防に利いて価値が高い
…居飛穴を指すときにも応用が利きそうな指針ですね。
左穴熊は居飛穴に比べるとお互い陣形が低くて争点が少ないのが指しづらさを感じる原因だと思います。てきとーに歩をぶつけて手を作っていくのが通用しないので。「桂香で上から」と考え方を変えるのは良さそうです。
「中飛車左穴熊は勝ちやすい、ドル箱戦法」とのことなので精進したいです。
あとは△4二玉に角道止めてくれない系や後手早石田などの対策を、本を読んでちゃんと覚えないとなあ。。
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急戦矢倉の本(藤森流急戦矢倉 (マイナビ将棋BOOKS))をちらっと見て、あまりの玉の薄さと後手優勢とされる局面のわからなさに驚愕。。
曲がり角に立って自分の特性を考えてみると、
・対局機会が少ない
→経験値不足を補うため、とにかく実戦が定跡形に進みやすい戦法を選ぶ
→対抗形、特にノーマル振り飛車。次点で角交換四間や中飛車。相居飛車では、攻めの速さによって相手の形を限定させる(棒銀・右四間とか奇襲速攻系とか)
・終盤読めない・凌ぎや受けが苦手
→自玉への攻めの速度が読みやすい玉形(穴熊・美濃)を採ることで読みの負担を減らす
…というわけで、以前考えた戦法選択( 中飛車党から居飛車党へ - ぺんぎん草 )はかなり妥当な気が。
対抗形で主力の振り飛車に何を選ぶかという点では、中飛車より四間飛車の方が良いような気もします。知識量で戦う方向で頑張るなら、定跡が安定しているし、先後の差が中飛車ほど大きくないので。
そして四間飛車党は最大勢力なので、四間飛車をやれば四間と対四間(居飛車側)だけで70%以上をカバーできそう。▲2六歩を突いても陽動四間飛車は可能ですし、急戦が出来れば端歩をついて様子見することも可能なので、頑張れば四間飛車率は80%近くまであげられるのでは。好みや棋風の問題もあるでしょうが。自分にとっては中飛車の方が指し慣れているので当面は中飛車を続けるつもりですが、四間飛車に転向するのもありかも。
矢倉や後手で△8四歩は諦めて、元の路線に戻ることにします。ただ角換わりや居飛車の終盤問題(矢倉崩し)は、以前はスキップしていたけれど取り組んでいこうと思います。
逆に言えば、ガンガン対局できるようになって、終盤の凌ぎが上手くなれば居飛車党を目指せるということなので、その方向も頑張ろう〜。
しばらく対抗形をほとんど指してなかったのでヘタになったり忘れたりして弱くなってます。今後、矢倉や角換わりを学んだことが役に立ってパワーアップできるといいなあと思うのですが、どうでしょうか。