今日の敗局-ごき中対▲4七銀急戦

連勝して次勝てばR300!という対局、また負けてしまいました。
かなり定跡形に近いごき中対▲4七銀急戦。よくこの形に近い形になるので、しっかり復習しておこうっと。(現在のレートでは、超速は見かけないです。▲4七銀急戦・二枚銀急戦が多い印象。)

居飛車側の狙いは飛車銀桂で突破するか、香車を取りつつ角を成り込むか。

激指先生曰く、悠長なようですが△6四歩と6三に銀を引けるスペースを用意しつつ角で玉を狙われるのを避けるのが最善手。自分だといつも△4四歩と桂跳ねを受けてしまうのですが。
その後、先手から5筋を突いてきて、5筋は銀が出てくるのを恐れて取らなかったのですが△同歩が正しいとのこと。当然▲同銀で飛車先を数で突破する狙いですが、△3五歩と、こっちの方が速いよ!と攻めの速度で勝負すべきところ。

激指先生曰く、銀を見捨てて△2四角!が正解。▲3五歩と受けられても△同角!と切って▲同銀△同飛と飛車を捌けば後手有利とのこと。先手陣の形から、角を切っても飛車を捌く手の価値が高いのですね。

香車を取られて角を成り込まれ、▲5三桂不成で両取りが見えていて負けを覚悟したところですが、激指先生曰く、まだ後手有利。ここで△3六馬で銀を取って△3五飛を可能にするか、△3一金と桂を諦めずに両取りを防ぐとのこと。△3一金は囲いから離れる手で指しづらいけど、幅広く使えそうな手筋だなー。この局面では▲2一馬されると飛車と銀が馬のラインに入ってしまうので▲2一馬を防ぐ手の価値が高いだけで汎用性のある手ではないのかもしれないけど。
△3六馬で銀を取って△3五飛を狙うのは、先手が馬を引いて3七の地点に利かせてから▲3七香で両取りされる筋しか見えずやりづらかったのですが、感覚が変なんでしょうね。ビビリ過ぎ…。