指す将順位戦

2月は心身とも疲れていたり、いろいろあったりしてほとんど将棋を指さず。

そんな中、将棋を続けるモチベーションになってたのが 指す将順位戦。ネットの将棋大会です。

(追記: 第二期の募集が始まりました。) 

決まっている相手と順番に戦うリーグ戦(総当り)というのが順位戦らしいところ。

同じ組の方々には親近感が湧きますし、どんな戦法を得意としてるんだろう?なにをやってくるんだろう?と気になります。対局の日が近づくとドキドキして気分が悪くなったり。プロが順位戦を戦う気持ちがちょびっとわかる感じ。

けっこう参加者が多いのでリアルタイムで観戦してくれる方々もいて、感想戦もでき、勉強になります。(ソフトで振り返るのもありますが、終盤絶対間違えない前提のソフトの手と違う、自分より強い人が考える手は参考になります。)

また、自戦記を書いているので、自分の将棋を消費時間も含めて振り返るというのが滅多にない体験です。(指し手は振り返っても時間の使い方まで見たことありませんでした。)こんな変なところでこんなに時間使ってたんだ〜と反省しきり。自戦記はこちら。

指す将順位戦 B級5組 1回戦 ぺんぎんVSリョポン | Shogi.io(将棋アイオー)

指す将順位戦 B級5組 2回戦 ぺんぎんVSひろ会長 | Shogi.io(将棋アイオー)

指す将順位戦 B級5組 3回戦 ぱいんVSぺんぎん | Shogi.io(将棋アイオー)

指す将順位戦 B級5組 4回戦 ゆーすVSぺんぎん | Shogi.io(将棋アイオー)

客観的に見返すと、自分の将棋は粘りと指運だけで、とにかく手が見えてないのがすごい。対局相手からするとけっこうこのクソ粘りは不快に感じられるんだろうなあ…orz とまた憂鬱な気持ちになったり。

 

それでも最近この動画を見たら気分が少し上向きました。憧れる気持ちが原動力なんですよねー。


【歴史に残る終盤戦】NHK杯 谷川浩司 vs 森内俊之 解説:羽生善治 終盤ハイライト【名局】

 

将棋クエスト棋譜検索βが便利

前にも書きましたが、将棋クエスト履歴検索β、すごく便利。
将棋クエストの過去棋譜をCSA形式にしてくれるし、レートのグラフも作ってくれます。ぴよ将棋でクエストの棋譜を解析することも可能。

ちなみに先月のレートの推移はこんな感じ。現在4級です。3級にあがるにはレートが1450要るはず。
f:id:penguins:20170207072620p:plain
自分にとっては1月に45局も指したよ!というのが重要。

1月のふりかえり

将棋世界の次の一手、12月号は4問、1月号は3問正解で初段まであと1問に。しかし2月は出しそびれてしまいました。3問は自信あったんだけどなあ。
月初、雑誌を買った時点では問題を見ても全然わからなくて、締め切りギリギリになって真剣に考えるとやっとわかるので投函タイミングが微妙になってしまいます。
しかし初段免状申請はしないと思います。3まんえん・・・

詰将棋は解けないし全然手が読めないです。でも去年の1月の記事でも「なんだか詰将棋が全く解けなくなり」と書いてありました。冬はそんなものかも。

毎日1局指すチャレンジは、1月1日からずっと続いてましたが2月3日にとうとう途切れてしまいました。あまりに疲れていて帰ったら寝てしまったのです。
「疲れたよー眠いよーでも1局指してから寝よう→指すと振り返りたくなる→寝るのが遅くなる→疲れが溜まる」ということになるので、平日続けるのは少し無理があるのかも。
そもそも自分は対局あまり好きじゃないんじゃないかと。指しはじめれば一生懸命指すけれど、のんびり観戦したり棋譜並べしたりする方が好き。自分の場合、棋譜並べは研究というより過去の対局を観戦してかっこいい手にキャーキャーしているので、根本的に観る将なんですよね。
もう大会に出るのはやめようかなーと迷っています。(飲み会は楽しいんですよね・・。個人戦はやめて団体戦だけにするかー)

1日1局頑張って指すようにして1ヶ月ですが、、主戦場にしている将棋クエストのレートは下がってます。

とにかく疲れているので無理のないように変えていこうと思います。

my次の一手

失敗した局面をストックして、戦法ごとに整理したいけど、どうしたらいいか考えてました。
以前はSkitch→evernoteに保存していましたが、Skitchは絵とタグしか入れられないので正着やコメントを書けないし、evernoteで画像見るのはなかなか使いづらくて続きませんでした。
手書きは面倒で続く・続かないという以前に始めるところまで行かず。

今回、id:pymeoa さんを見習ってblogにしてみました。はてなは1アカウントで3blog開設できるので、別のblogで次の一手だけ書いてます。
kifuofpenguins.hatenadiary.com

一ヶ月弱やってみた感想です。

  • 類似局面で失敗を繰り返さないのが目的なので、中盤をメインに収集してます。でも終盤は印象深いので記録したくなっちゃいますね。
  • カテゴリ分け(タグ付け)がすごくやりやすいので自由に分類できて使いやすい。今は中盤_居飛穴とかやってますが、居飛穴VS△5四銀型とか細かく分類したくなったらすぐ始められるのが良いところ。(複数カテゴリに入れられるし、カテゴリ名を入力するだけですぐ追加できるので)
  • 画像アップロードはドラッグ&ドロップでらくらく。Skitchで画面キャプチャして範囲選択・ID部分をマスク→デスクトップへ保存→1局分の画像が溜まったらブラウザではてな開いてドラッグ&ドロップ→クイックルックで画像を確認しながらコメント記入という流れ。
  • 1局分の画像を数枚溜めてる間でも正解を忘れたりします…。正着を書こうとするのが良いトレーニングなのでは。(←将棋というより脳トレ的な)
  • 正解を隠すのは「続きを読む」記法で可能。ただスマホでは効かないので最近は区切りの線を入れてます。PCでも隠さない方が見やすい気もしてきました。
  • スマホでも見られるのは良いですが、もっと軽快に眺められたらいいのになあ。
  • 今後、定跡次の一手も書きたいです。自分が定跡を忘れがちな局面を繰り返しチェックできるように。ただ本の手順は著作権的に書けないので、定跡オフ激指の推奨手順を書くことになるかな。非公開にすれば本の内容でもなんでも自由に書けるのでそのうちそうするかも。

労力と成果が釣り合うかどうか微妙なところですが、当面続けてみようと思っています。

あとは、棋書ミシュランにあるような定跡分岐ツリー的なものを見やすくまとめられないかなーと考え中。

冬の将棋

1日1局指したらペンギンシール作戦はまだ続いています。指す1局は将棋クエストで夜の長考(持ち時間2分+切れたら1手30秒)が多いです。

しかし最近、むしろ棋力の低下を感じます。
手が見えないのは元のままなんですが、じっくり読むことができなくて、フィーリングで「…こんな感じ?」というノリで指してます。
しかも、制限時間なくても読むことが出来なくなってるという…。
中盤で、激指先生曰く優勢になっても、相手から自玉への攻めばかり見えて、自分から攻める手が全然見えなかったり。
級位者で下がるほど棋力がないのに棋力の低下を感じるというのは本当に寂しいものです。棋力以前に、素で、ボケ入ってきてるんじゃないかと思うこともあり…。指さない方が精神衛生上良いのかも。続けていくにしても、ちょっとやり方を変えたほうが良さそう。

こんな状態ではありますが、応援している棋士が快勝すると嬉しくて、将棋楽しい!と思います。

←追記: うつ状態でセトロニン減ると思考力低下するらしいです。冬季鬱っぽいので、まあ冬の間は無理せずのんびりするようにします。

大事なことは

shogijotatsu.hatenablog.jp
ブルーさんがウォーズ初段になったとのこと。すごいなあ。

強くなるために大事なことは

  • 序盤をちゃんとする

(失敗したことはちゃんと覚えて繰り返さない)

  • 囲い崩し重要

(中盤から終盤のスピードをアップ)
ということなんでしょうね。

対局したり本を読んでも、覚えなくて何度も同じ失敗を繰り返していてはいけないということなんでしょう。
自分の場合、よくある△6五歩の仕掛けに対し、正着は▲同歩だと知っていても取れるようになるまで1年以上かかってるわけで。
中飛車に対するよくある急戦なんて正着を覚えてさえいないのです。
まずこれをなんとかしないことには。

▲6五歩取ったら

居飛穴VS四間飛車で、四間飛車側が角交換を狙って△6五歩と突いてくるのがよくある仕掛け。
銀の位置、金の位置、端歩とバリエーションはありますが本当によく見かけます。
f:id:penguins:20170121103851p:plain
激指先生はたいてい▲同歩と取っていいよ!というのですが、なかなか取れないでいました。

  • △同桂が両取り
  • 角を飛車取りに打たれて馬を作られる

というわけで居飛穴側からするとイヤな感じがするのです。

初段との対局で、勝てるわけないなあ…と思いながら進めていたら、玉側の端歩も省略して早い△6五歩の仕掛けが。どうせなら取ってみよう!と思い、▲2四歩△同歩と突き捨てを入れて▲6五歩と取ってみました。そこから△7七角成▲同桂と進めば両取りを防ぐことができます。自玉は薄くなりますが、激指的には先手有利。

そこからいろいろあって自玉が詰みそうでヒヤヒヤしたりしたものの勝ちきることができました。
成功したので次も恐れず▲6五歩と取ることができそうです。