角換わり腰掛け銀 木村定跡・富岡流

矢倉・角換わりの教科書

矢倉・角換わりの教科書

角換わり中盤編を読み終わりました。先手の攻めが炸裂すること大介本以上…。

腰掛け銀は先後同型(木村定跡・富岡流)と先手4筋位取り型が解説されてます。定跡イコール形勢互角(少なくとも結論が出るまではそう思われてたわけで)とは思えない先手の攻めのつながりっぷり。歩以外はそんなに損しないで攻めがつながりますし。これだけ攻め倒されても後手もやれるかもと思われてたのだから居飛車党ってすごい。級位者だと攻めてる方が有利で、これだけ攻められたら受け損ねたり逃げ損ねたりして負けてしまいそう。角換わり腰掛け銀の後手番を持とういう人の気持ちがわからない。。

富岡流1号局の後手番は金井先生だそうなので、いつかは角換わりを教わってその時のお話を伺ってみたいです。

とにかく級位者どうしで定跡どおりになることはなくて力戦になりそう(後手も級位者だったら定跡どおり進めて受け切るより、定跡を外して反撃しようとしますよね)。そして他の戦型にもまして終盤力が重要。。
定跡を覚えるのに力を入れるより、手筋を学んだり棋譜を並べたり実戦経験積んだりして力戦に強くなるのと、とにかく終盤力UP。
中盤編で時間をかけても仕方なさそうなので、とっとと終盤編にゴー!