振り飛車に戻ろうかな

ふと振り飛車に戻ろうかな、と思ったのは、昨日鈴木大介九段の麻雀を見ていて、大介先生に「振り飛車向いてる」と言われたのを思い出したからです。
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他の棋士にも、素直に数を足す手が思いつかなくて小技でなんとか手を作ろうとするので「…振り飛車党?」と言われることも。(そういえば居飛車転向後に渡辺三冠にも言われた…)そんな癖を矯正したくて居飛車をやってるところもあったのですが。

自分が受け将棋だというのもよくわかってきましたし、
「プロの棋譜を並べるために相居飛車やりたい」という思いもなくなってきました。将棋始めた頃は矢倉4六銀3七桂を知らないとタイトル戦を見るのがつまらない時代でしたが、今はもうそんな時代でもないですし。
昨今の難しくて広い相居飛車の将棋を勉強しても、覚えた端から忘れていくのであまり意味がないし。定跡に取り組むよりも他のことに時間を使いたい。

前にやってた振り飛車メイン対抗形党はあまり良くない方針らしい、と聞くこともあったのですが、谷川先生はプロ四段までは振り飛車党というより対抗形党だった、というのを谷川浩司の将棋 振り飛車篇で読んで、谷川先生もそうならそれでもいいんじゃないかと思ったりもしています。(まあ谷川先生はプロの中でも規格外なので全く参考にはならないですが。)


とはいえ、すっかり振り飛車のことを忘れてしまっているので戻るのも1からスタートなんですよね…。

【将棋】新戦法の身に付け方
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  • 一冊本を読み切る
  • プロの棋譜を10局並べる
  • 実戦で指す
  • 半年間は続ける

半年は続ける、というところが特にポイントかと。
自分の場合、前に石田流や相振り飛車にチャレンジして挫折したときには棋譜は1局も並べなかったし、1ヶ月で諦めたし、挫折すべくして挫折したんだなぁ〜。

最近、普段は全く将棋が指せず、連休にまとめて楽しむスタイルなので、正月休みが楽しみです。