深浦九段の著書

新宿のレディースセミナーでは、入会時に本をもらえます。

講師・北島七段の著書(将棋上達の方程式 手筋の公式 基礎編)は持ってます、と言ったら渡されたのは深浦九段の著書2冊。

フィードバック方式定跡次の一手―初段への近道は連盟売店で見かけたことがあり、良さそうだなあ、と思っていたので嬉しいです。

そしてもう1冊渡された本がこれ。 

振り飛車破り超急戦ガイド (パワーアップシリーズ)

振り飛車破り超急戦ガイド (パワーアップシリーズ)

 

 この本の存在を知りませんでした。居飛車側だし超急戦だし、今までの自分の守備範囲には絶対入ってこない本です。「70〜80手で終局するので面倒な手順を覚えなくてよく、先手番のスピードを最大限に活かしている」そうです。いやいや、1手覚え間違うだけで大変なことになるから!

ゴキゲン中飛車に対する▲5八金右超急戦は居飛車側を持つならアリかな、と思います。低級では、多少定跡外しても居飛車側なら即負けにはなりづらいのが最大のメリットでは。ゴキゲン側はちょっと対応ミスると即アウトなんですが。超速▲3七銀にはゴキゲン側の対応もいろいろあるけれど、▲5八金右超急戦は一本道の変化がわりと続くので覚えやすいかも。ただ、超急戦は研究の進みが速い世界なので、この本の古さが響きそう。