KindleDX、使ってみた感想@1日目
到着して1日、ハックやカスタマイズに忙しく、まだほとんど読書はできてませんが、今の時点での感想を。
DXではWiFiが使えない!
WiFi設定を探し回ってしまいました。DXは3GのみでWiFiが使えないのですね。orz。今まで全く気付きませんでした。びっくり。(@free.kindle.comは、元のメアド宛にメールが来てからリンクをダウンロードしてPCからKindleへコピー、となります。)
PDFでは辞書が引けない
PDFでは辞書が引けません。ただ、単語を検索してジャンプすることはできます。※自炊洋書PDF(OCR後)でも、Manning等で売っているTextベースのPDFでも同じです。(SonyReaderはPDFでも辞書が引けるそうです。)
PDFにはNoteやハイライトがつけられない
Noteやハイライトは.mobiかAmazon形式でないとつけられないようです。ええー。(SonyReaderだと自炊PDFでも可能。)
大きいので気楽に使えない
IS01はレジ待ち中にサッと取り出して使う、というように簡単に出し入れできます。でもさすがにDXはそういうわけにはいきません。電車やカフェのように、ある程度まとまった時間が必要です。
ネットは、見られないサイト多すぎ
特別にシンプルなサイトしか見られない、と言った方がぴったり。はてなもみられません。うーん。
カバー>ケース
ノートPC用のケース(低反発素材の袋)に入れて持ち歩いてみたのですが、ケースから取り出して使うのは意外に面倒。とっかかりがないので取り出しづらい。ケースに入れるより、カバーをつけてカバーごと鞄から出し入れた方が使いやすくなりそう。なのでカバーを自作してみました。
USB経由でのファイル転送が遅い
計測していないですが、意外に遅く感じます。
横向きにすると次頁ボタンが押しづらい
Amazon.comのReviewでもよく書かれていたことですが、横向きにすると次頁ボタンが押しづらい! B5変形などの大きい本は少し字が小さくなりますが、全部の本を正立方向で読むことになりそう。(SonyReaderなら横向きにしてもボタンが押しづらくはないし画面に触って頁送りも可能)
自然に続きが読める
読みかけて他の本を開いてからまた本を開くと、当たり前のように以前に読んでいたページが開きます。PCでPDFを(AcrobatReaderで)読んでいた時には出来なかったことなので嬉しい♪
一覧画面で、どの本をどれくらい読んだかわかる
積読消化するには良さそうです。
大画面E-Inkが見やすい
今まで裁断済みの本や、PDFを紙に印刷したものを持ち歩いていたわけですが、折れたり汚れたりしなくなって扱いやすくなりました。
古い洋書のコピーをPDF化したものは、ChainLPでの最適化のおかげもあり元のコピー用紙よりも見やすくなってます。
DXの画面サイズは大きいので、今までと違和感なく本が読めます。UMLやソースコードも自然な感じで見ることができます。(7インチ以下の端末だとB5変形書籍は横向き表示にして頁分割しないと見られなくてUMLやソースコードを眺めるには問題があるのですが、さすがに9.7インチは大きい!)
頁送りの遅さ、頁めくり時の白黒反転、レトロなユーザインタフェースなどは一応、都立中央図書館の企画展で体験済みだったので納得の上で購入したつもりです。買ってみて初めて体験する人はびっくりするかもしれません。