ITエンジニアがやりやすい起業

  • システム受託開発←今ココ
    • 「一定時間働くこと」を売るのではなく、作ったモノを売るので、自己裁量の範囲が大きくてやりがいがある。
    • 自分の場合、会社員時代と同じ商売なので安易に開始。(請負でなく「一定時間働いて収入を得る」スタイルにもノウハウが必要。自分にはそっち方面の経験がないので)
    • 依頼がなければ仕事も売り上げもないので収入が不安定。営業が大変。(今はリピートオーダーでなんとかなってますが、これが途切れてまた新規開拓するとなったらエラいことだろうなぁ…)
    • 金額の目安なんてものがない。見積もりを取ったら千差万別なのが普通。価格競争が大変。(ウチの場合「忙しい顧客に面倒なことを考えさせない(仕様決めをある程度代行する)」ことでオフショアと差別化しているわけですが。技術的な優劣なんてなかなかわからないし。)
    • 一人でやると自分の「万が一」の場合を保障できない。自分に万一のことがあっても契約どおりモノを納めたいとなると複数人で仕事をする必要があるが、この業界で人を集めるのは大変。エンジニアは安くないし、簡単に独立しちゃうし。はぁー、みんな「未経験でもOK★」とか言って人を集めて教育してなんとか…と考えるわけだよ。

ということで、受託開発以外の商売を考え中。

  • 派遣業免許を取ったり偽装請負でエンジニアを派遣する商売
    • ITエンジニアが始める場合、自分で自分を派遣しながらボチボチ始められる。
    • 手駒と案件情報をたくさん持つことが必要。人脈と営業力に優れた人向き。

これは自分には難しい…。

  • パッケージソフト開発
    • 「頼まれもしないものを作る」商売なので、売れるかどうかが問題。
    • 営業をどうするかが問題。自分が営業しやすいモノを作るのが解決策か。
    • 小資本でも入りやすい「狭い業種向けソフト」は、対象となる「狭い業種」のことを良く良く知らないと作れない。会社員時代に「狭い業種」向け開発をしていたとか、身内に「狭い業種」の人がいるのが理想ですが。
  • WEB(ケータイ)サービス運営
    • 競争が激しく、ビジネスモデルの模倣が容易で差別化が難しい。
    • 無料サービスが普通なので、広告収入という不安定かつ不況に弱いものに頼る収益モデルになりがち。

今年はこの2つにチャレンジしたいと思っています。

  • 万一自分が入院したりしても、受託開発の納期と違ってあまり困らない
  • エンジニア以外が始める場合、初期投資として莫大な「開発費」が必要になるけれど、エンジニアが始める場合は自分の趣味やスキルアップを兼ねて出来るので損益分岐点が激しく低い
  • 売れなくても受託開発ビジネス用のショーケースとして使える(「ウチではこんなものを作れます、御社が欲しいものも似たものだったらウチにお任せ下さい」、と。)

どっちもアイデアとマーケティングと実行力が必要。