端攻めは必修

矢倉・角換わりの教科書 、序盤編・中盤編をだいたい読みました。(まだ△5三銀右急戦の正しい受け方と、終盤編の角換わり部分以外が残ってますが)
矢倉はスズメ刺しで端を狙うのが基本なのですね。
しかし自分は端攻めが苦手で相振りをやってたときも端攻めで成功したことがあまりありません。
今はときどき角換わり棒銀をやるわけですが、よくある端での銀香交換をしたことがありません。たいていの人が銀を引いて棒銀を受けるので、壁銀にさせておいてから受けに回って駒を入手し隙を突いて横から攻めるというのが勝ちパターン。縦の将棋が苦手なのもありますが、駒損して端を破っても逃げられるとリターンが少ないような気が、とか初心者の頃に香車で飛車を殺されたトラウマが、とか。思い切って端に殺到する勇気が起きないのです。中飛車/居飛穴メイン対抗形党は最も端攻め不要な戦法選択でもありますし。
でも居飛車を指すなら端攻めは必修のよう。

全戦型対応! 将棋・端の攻め方、受け方 (マイナビ将棋BOOKS)

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今月末に端攻めの本が出るので買っちゃいそう。(将棋・ひと目の端攻め (マイコミ将棋文庫SP) は読んでますが。)

矢倉・角換わりの教科書 の残りはとりあえずスキップして、読んだ部分を繰り返して並べようかと思います。
(この本は序盤・中盤・終盤でバラバラに分かれているのが読みづらいので、終盤編の代わりに 光速の寄せ〈3〉矢倉くずし初級編 (Super series special (Volume 3))、△5三銀右急戦のところは代わりに 藤森流急戦矢倉 (マイナビ将棋BOOKS) を読む計画です。)
急戦でない矢倉を指そうと思ったら全ての急戦に対応した上で数多い戦法バリエーションを学ばないといけなくて大変すぎるので、矢倉を指すなら急戦矢倉しかないと思います。
でも急戦をやるとすぐ力戦になって「ああ、飛車を振ってゆっくり囲って見慣れた感じで戦いたい。振り飛車が指したいなあ」と思ったりするんですよね〜。やはり2手目△8四歩よりは△3四歩で、石田流対策を頑張った方が横の将棋党には向いてる気が。でもせっかくなのでもうしばらく居飛車頑張ってみます。