今日の敗局ー飛車交換のチャンスがあったら逃さない

先手が角道を止めたあと▲6八銀したので、相振りで向かい飛車にするのかな?と思って三間に飛車を回ったら対抗形に。後手ながら図らずも石田流に。

(先後逆です。)
次に▲4五銀が見えているので△4四銀と出、▲4五歩に△5五銀と出たのが悪手。▲6七銀と引かれると▲5五歩を突かれて銀が取られちゃう。実戦は5五で銀交換になったのですが。

飛車交換になりそうなチャンス。ここから△2四同歩▲1四歩△同歩▲1四香△1三歩▲2一銀にわずか9秒の考慮で△同銀と取って▲2六桂と飛車を殺されたのでした。
大駒を捌く機会があったら逃しちゃダメなのを痛感。今回、陣形から言っても飛車交換は絶対得なのはわかっていたんだけど「もっと得できるんじゃないか」と思ってしまって。平手の将棋でそんなに一方的に得できることなんて(相手の見落としでもなければ)ないわけで。欲を出しすぎた〜。
このあとも駒損しまくってあっさり負けるかと思ったら、なんとか粘れて1時間15分。最後は着手が遅れて時間切れ負け。
自玉は即詰みがある場面が何度もありました。もちろんわかりやすい詰めろは受けたものの、安全だと思っていた局面で即詰みがけっこうあり…。激指先生が言うには最後は逆転したものの、きっと自分の棋力では寄せきれず相入玉の点数負けだったでしょう。