Macで動く将棋盤ソフトを作ってみました

というかJavaアプリなので、Mac/Win/Linuxどこでも動くはず。(Windowsでも起動するのは確認しましたが、フォントが美しくなくて寂しい…。)思考ルーチンは搭載していない、棋譜入力/再生用のソフトです。

このソフトのこだわりポイントは

  • 棋譜再生時、先手か後手か片方を担当して動かすこともできる。その場合、不正解だったらヒントを見ることもできる
  • 棋譜再生時、再生した地点までの棋譜しか表示しない

というところです。
定跡書を棋譜入力しておいて、棋譜再生するときに先手or後手を自分で担当して覚えているかどうか確認したり、棋譜を再生しながら次の一手を自分で考える、といった使い方を念頭に置いています。

個人的に棋譜はkif形式で管理しているので、このソフトも読み書きはkif形式です。
Mac用の将棋ソフトには桜花という優れた綺麗なソフトがありますが、kif形式の棋譜を再生する機能は確かなかった気がします。Windowsに行けばkifu for windowsや激指その他いくらでも優れたソフトがありますが、定跡の暗記に役立つ機能はない気が。
webだと将棋の定跡Flashというサイトがあるのですが、公開するのは著作権的にNGな棋譜を使いたいとか、コメントやヒント・分岐その他ほしい機能があったので自分で作ってみたという次第です。
あとはツールバーを付けたいけど、ボタン画像を作らないといけないのが大変…。11/13 ツールバー付けました。 11/14 不具合直してデザインを少し変えました。

ダウンロード:
Mac用のapp形式(appファイルをクリックすると起動します。初回はControlキーを押しながらクリックする必要があるかも)
Windows/Linux用のjar形式Windowsだと、jarファイルをダブルクリックすると起動します。)
ソースGUIはswing利用。Eclipseのworkspaceのproject以下を圧縮したものです。)
駒画像はしんえれ外部駒さんのものを使わせて頂きました。(Kifu for Windows用の外部駒を公開なさってます。駒フェチには嬉しい多様な駒があります。また、Kifu for Windowsは駒画像の大きさで画面表示の大きさを変えられるので「Kifuはいいソフトだけど画面が小さくて…」という方は是非。)
Mac用のアイコン画像は手持ちの駒(一平作 錦旗一字駒)の写真をそのまま使ってます。