さんざん迷ったのですが買っちゃいました。
そもそもE-Ink端末が欲しい理由:
- 疲れている時に。目の疲れにくさと端末自体の軽さの両方が有用。
- 太陽光下など明るい環境で。特に冬は季節性気分障害(冬季鬱)を防ぐために努めて戸外でリフレッシュするので、太陽光下で使える端末が必要。
- 宿や飛行機、病院など薄暗い環境で。液晶端末も使えるが疲れる。
- 風呂で。高価な液晶端末が水没すると痛い。6インチ端末はジップロック小との相性抜群。
- 寝る前に。iPadやMacでなくE-Ink端末の方が寝付きやすい。
- 洋書を読む時に。E-Ink版Kindleのフォントは紙の本やKindleアプリより読みやすい。洋書を読む時は読書速度が遅いので見つめ続けることによる疲労感が大きく、液晶では無理。
SonyReaderやkoboの方が自炊には向くのにKindle Paperwhiteを買った理由は、それら自炊向け端末を買っても、きっと洋書用にKindleが欲しくなると思ったから。自炊向けの端末を買うよりもKindleを買って、Kindleで足りないところはiPad miniで補う方がいいかな、と思いました。新製品が9月発表→11月アメリカ発売くらいのスケジュールで来るかもしれないけれど、円安で値段が上がるはずだし。
kobo aura HDは欲しいのですが、Story HDが立て続けに故障したのが記憶に新しく、高価な端末の個人輸入は避けることにしました。
さて、買って使ってみた感想です。
- 久しぶりにE-Ink機を使ったらレスポンス遅くてびっくり。慣れたら平気ですが。
- Personal Documentのダウンロードが激しく遅い。約28MBのmobiを家庭内WiFiでDLして1分45秒とか。
- かといって、ほかのクラウドストレージも使いづらい。ダウンロード自体は上記ファイルで1分程度(DropBox,GoogleDrive)と比較的速いのだけれど、ブラウザ起動→ログイン→ファイル選択→ダウンロード…とするのに時間と手間がかかる。
- ということで、Personal Documentやクラウドストレージに自炊データを入れておいて入れ替えようと思っていたけれど、現実的ではないことが判明してガッカリ。
- 自炊データを全画面表示の目次付きmobiに変換するのが面倒。。目次なしならPDFDietEasyで一発なんだけど。iPad mini用PDFをそのまま全画面表示できるStory HDは神端末だったなぁ、としみじみ思ったり。
- 当面読みそうな本を入れておくだけなら1GBちょっとしかない空き容量でもなんとかなりそう。というか変換が面倒過ぎて直近で読む気のない本までわざわざ変換しないので、空き容量が埋まらない。
- paperwhiteというほど白くない。通常利用時にはあまりライトの恩恵は感じない。ライトは最低レベル固定で使ってます。
- 光のムラは比較的暗いところで輝度を上げると気になる。でもそんなに輝度を上げることがないので無問題。
- StoryHDより若干重いはずだが、意外に重く感じない。コンパクトで取り回しがいい。
- さっそくジップロックに入れて風呂で読書してみました。微ライトも風呂で使うのに有用。
- やっぱりサンプルを読むのが楽ちん&楽しすぎる。さすがAmazon。
Kindle本、将棋の本もちょっとづつ増えてきました。久保の石田流とか佐藤康光シリーズとかよくわかるシリーズとか。盤駒が動かなくていいし固定レイアウトでいいからがんがん電子化してくれるといいなぁ。