Macで激指

激指 定跡道場3もお試し利用で棋譜解析ベンチマークしてみました。
今年の朝日杯の谷川-三浦戦を激指5段・探索並列度自動で棋譜解析するのにかかった時間です。
旧PC(Core2Duo2.6GHz+XP): 2分4秒
iMac+WineBottler: 4分8秒
iMac+Fusion5+Win7(Fusion上で4Core設定): 1分18秒
iMac+Fusion5+Win7(Fusion上で8Core設定): 59秒
(ここまではiMac(2012Late) 21.5inch CPUはCore i7 3.1GHzクアッドコア
iMac(2011)27inch CPU:Core i7 3.4GHzクアッドコアのBootCamp環境では50秒

無料でWindowsがいらないWineBottlerで激指があっさり動いたのにまずびっくり。特に表示にも動作にも問題は見当たりません。
そして仮想環境でも今までのPCに比べると爆速です。Bootcampにすればもっと速くなるんだから凄い。Fusion上でWindows側に8コア全て使わせる設定にしても、Mac側でネットを見るなど大して負荷のかからない処理をしていると特に問題を感じません。
そして、今までのPCでは解析終了がファンの音でわかったけれどiMacは静か。

使い勝手の面でもVMWare Fusionのユニティ表示がナイス。仮想環境というと1つのウインドウの中にWindowsが収まってWindowsソフトはその中でせせこましく動いているイメージだったのですがユニティ表示にするとMacOS用アプリのように見えます。速度の面を除けば不自由することもなさそうです。(8Core設定にしてユニティ表示するとウィンドウの移動など表示系が多少カクカクします)

将棋倶楽部24ChromeだとNGですがSafariでは問題なく動きます。(MacJavaが64bit版のブラウザのみ対応のため。64bit版のChromeが出てくれるといいんだけど)

Windows側でのDVD使用にも問題ないし、BootcampじゃなくてVMWareにしようかなあ。