今週のお題 ゲームの企画という仕事

ゲーム業界で働く前は、ゲームの企画ってアイデアを出すのが主な仕事だと思ってました。

が、違うんですね。

「企画」って、どうやらプログラマもデザイナもやらないことを全部やるのが仕事みたいです。

プロジェクト全体の管理、外注管理、ライセンシーとの交渉、ハードウェアベンダとの交渉、PR等との社内折衝、出資者向けのプレゼンその他も含め。(あ、ソフトウェア開発部分のプロジェクト管理はプログラマ部門のリーダーが担当しますが。)全ての交渉・全ての決定がひたすら一人に集約する感じです。

自分のアイデアを練って出資者にOKもらったら、あとはひたすらいろいろな人をつなげてプロジェクトを推進していくのです。腰の低い人が多く「自分の夢をみんなの力で形にしてもらってる」ような雰囲気があります。

企画の方々を見ていると、モノの言い方の上手さに感心します。ネガティブな情報をポジティブなカラーでくるんで話すところとか、地味な話を大きく膨らませて語るところとか。

プログラマから企画部門に異動した方を見ていると、本人の希望の他に

  • 周りから「この人なら企画職でやっていけそう」と思われるコミュ力

が必要なのかなと思います。(素人考えですが、新卒で企画職として就職するよりも、入ってから異動した方がなりやすそうな気が…。)企画部門に異動した後は、先輩の作業を手伝いながらアイデア出し&プレゼンに励むようです。企画の実現に役立ちそうな技術を研究している人に会いに行く仕事などもあり、技術者出身であることが役に立つ面もありそうです。