保守作業の難しさ

次の仕事(というか既に並行してやってる状態だけれど)は過去のプロジェクトの保守。
Web系の仕事は新規開発の後にちょこちょこした保守が続くパターンが多いと思うのだけれど、保守作業との付き合い方というのは実に難しい。

過去のプロジェクトは当然当時の技術で構築されてます。今だったらもっとシンプルにできるのに、とか間違った技術の使い方をしていて会社の恥だ、とか思うけれど品質もパフォーマンスも十分な現行システムをそんな理由でいじるわけにはいかないし。

開発終了後、何年も経ってから保守だと、当時のメンバーを集めるのは非常に難しいです。また、技術的にも現在との隔たりが大きすぎて苦労します。現在は普通にできることが当時はできなかった、とか。

モチベーションが保てないというのが一番大きい問題のような気がします。新たに学ぶこともなく、過去の遺物に合わせていかなければいけないというのは非常につらい。新人さんとかに、こんな旧システムの流儀を学んでもらうのも申しわけない気がしてしまう。
どうしたらモチベーションを上げていけるかなぁ。

何年も経ってからというのも大変だけど、開発終了後ずっと保守というのも大変。過去の技術や変わらない人間関係に縛られたままになってしまうので。そこから逃げるには上の方に直訴して部署を移るか、会社を辞めるか、の二択になりがち。