中村太地新王座

ついに中村太地六段がタイトルを取りました!
太地先生がタイトル取れなかったら将棋界にとって損失だと思っていたので、素直に嬉しいです。
(羽生さんは…きっと竜王戦で永世七冠を達成してくれるはず)

高崎で指導対局のときに、4枚落ち端攻め定跡を忘れて困っているところをすごくすごく緩めていただいたのを思い出します。優しい…。

中村太地の角換わり 最先端への道案内 (マイナビ将棋BOOKS)

中村太地の角換わり 最先端への道案内 (マイナビ将棋BOOKS)

棋書ラーにとって太地先生といえばこの本ですが、今日の対局も角換わり。
この頃と定跡はずっと変わってしまっているし、角換わりは本当難しいけれど、観る将にもこの本の1章・角換わりの変遷は面白いです。

今日、タイトル獲得により七段昇段です。順位戦も上がってほしい〜。

ジム通い始めました

将棋熱低下中です。
落ち込んでる→将棋に負けて更に落ち込みたくないので指さない(このところ平手は指す将順位戦しか指してない)
仕事が大変→家に帰ってから頭使いたくないので音楽聞いてぼーっとしたり(棋譜も見ないので観る将以下)
ということで、将棋から遠ざかっていて、細々と続けていた詰将棋も全然やらなくなってしまってます。
「その頃には仕事も落ち着いてるはず」と申し込んでおいた将棋イベントには頑張って休みを取って出かけてますが、それも一体どうなんでしょ。棋士を応援するのは気楽なんですが。

同じテンションで趣味を続けるというのはなかなか大変なことです。
ただ、仕事も一段落しそうだし(ほんと、落ち着いてほしい…)、そろそろ趣味を再開できるといいなあ。

脳を鍛えるには運動しかない!  最新科学でわかった脳細胞の増やし方

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

  • 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2009/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 31人 クリック: 757回
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ブックカフェでたまたまこの本を読んで、ジムに通い始めました。
自分の場合、仕事のストレスや季節性の鬱以前に大きなストレスを抱えているので、ストレスが足し算でやってくるとどうしても対処が難しいところがあり、運動がストレスに対処するのに役に立つのではないかと以前から思っていたのですが、この本を読んでその期待を強めた感じです。
運動でストレス耐性が上がって、将棋や仕事にもプラスになればなぁ…と思います。

しかし近所のジム高すぎ。23時までやってるので仕事のあとでも間に合う日もあるのはありがたいし、スタッフの面倒見が良くてジム通いが軌道に乗りやすいとか、値段に応じたサービスなのは納得してるんだけど、家計に痛いです…。

終盤が難しい

夏風邪が長引いている上に仕事が忙しく体調ガタガタ、平日は将棋どころでない日々を送っています。
指す将順位戦は後手一手損角換わり。ずっと形勢悪かったですがチャンスが巡ってきて、よし詰んだ!と思ったものの最後に錯覚があって「あれ?詰まなくない?」となってしまい、わからなくなって負け。ホントは詰んでたのでショック…。直感的に「詰んだ」と思っても手順が読みきれてなくて最後の5手詰間違えるとか、昔からあるあるなのですが。
社団戦は2局とも対四間飛車
1局めは相手が速攻してきて囲う暇がなく隙をみて左美濃にするのが限界。駒得して優勢に進めるも相手の勝負手で頓死しそうな局面を作られ焦る焦る…。終盤水がなくなってチームメイトに飲みかけをもらって指しました。キレイに決められず、受け切って入玉を見せて相手の投了となりました。
2局めは銀冠に組まれたので堅さ負けしないように組み替えたあと、向かい飛車に振り直されて仕掛けを封じられたので歩だけで相手の陣形崩してから駒損しても陣形差でなんとかなるでしょ、と捌きに出たものの。

よく覚えてないですがだいたいこんな感じ。(自分が後手、この局面の手番は後手)
優勢なのですが全力で受けられて攻め駒を攻められる展開が見えているので困ってしまい、ここから形勢を損ねて逆転負け。
優勢でも相手が駒得していて全力で駒を投入して受けてきたら、こちらも急がずゆっくり確実に攻めることが必要。そのあたりの緩急がうまくなくて、手厚く受けられると困りがち。

このところ終盤で失敗しがちですが(詰将棋もあまり解けないし、解いても読み抜けがあって間違ってたりするし)、中盤は格上相手に善戦できていて次の一手の成果が少し出ているのでは、と楽観的に思ったりするのでした。「次の一手」で覚える 将棋 序・中盤の手筋436 (マイナビ将棋文庫) は現在154問め。まだ初歩なんですがボロボロ間違えまくりです。

クエスト3級

将棋クエスト、級は◯連勝とレートの条件があるのです。
長いこと4級で、3級目指してました。
3級は以前R1450以上という条件だったのですが、最近はレートデフレのためか条件が変わってR1400以上となっています。

直近10局、9勝1敗でレートが上がって3級になれました!

しかし今月もまだ、クエスト4局、24(指す将順位戦)2局しか指してないです…。実戦しないと強くならないよね〜と思うのですが。まあ人生いろいろ人それぞれだから仕方ないと割り切らないと。

平手特別レッスン2

平手特別レッスンで言われたことを追加。

美濃に対する▲5五角▲7四桂の筋を怖がりすぎない
▲7四桂の筋は近づけて受ければ受かることが多いので、片美濃でも、△6三歩型ならとにかく△6四歩▲同角と近づけて、そこから持ち駒打ったり相手の駒を取って打ったりして頑張れば受かる。その筋に入ったら受からないものと思って読みを打ち切ってはダメ。

桂馬は1枚渡すのは大丈夫、でも2枚以上渡すのは要注意
角桂の筋は近づければ受かることが多いけれど、桂馬2枚の攻めは継ぎ桂の筋を受けても追加の桂で受け駒を攻める筋があるので受けづらい。桂馬を2枚渡すときには注意が必要。

夏の平手特別レッスン

東竜門主催 夏の平手特別レッスンに行ってきました。
戸辺先生の対局を題材に、中飛車3局、石田流1局の攻め方講座。わりと見る形なので仕掛け方を覚えたい!と思ったけれど速くてメモが間に合わなくて書ききれなかった…。メモの断片を元に調べたいと思います。

そのあと、平手で希望戦法での指導対局ゴキゲン中飛車で急戦と持久戦を1局づつ高野四段に教えて頂きました。
1局め、ゴキ中銀対抗二枚銀急戦。サクサク進んで、見たことのある局面に…。

ここで△3六飛と逃げながら金を守るのは▲3三角成△同飛▲5五角が痛打で一直線に負けになってしまいます。
正しくは△5八飛成と切る手。
「相手が技を掛けにきた時には技を掛け返すチャンス」とのこと。

2局めは相穴熊。通常と違って、飛車先交換して下段に飛車を引いてから穴熊に組んでしまい、左金が寄せられなくて困りました。
先に▲8六角と出られて困ったときは

△5二金〜△6一飛で△6四歩と角の利きを遮って駒組みを進めるとのこと。

振り飛車向いてる

落ち込みがひどくて人生お休みしたいと思っていたのですが、おかげさまでだいぶ元気になってきました。

無理して合宿行ってから、徐々に将棋も再開しています。

居飛車に転向も考えたのですが、今までどおり振り飛車メイン対抗形党で頑張ろうと思います。
某先生に「攻守のバランスが良くて手を作るのがうまい、振り飛車向いてる」と言われたので(単純)。
褒め言葉って、言う方はテキトーな営業トークかもしれませんが、言われた方にとっては心の支えになるものなのです。苦しくなったら「振り飛車向いてるって言われたし」と思い出すことにします。

とはいえ、谷川先生が角換わり名局集の解説を執筆中とのことなので、本が出たら絶対サイン本予約するし、指したくなっちゃうと思います。
強くなるには無駄なことばっかりでも、自分の好みと興味が赴くままに楽しむことができるのはアマチュアの特権。

仕事が忙しくて疲れがちで、ネットで指す気力も時間もあまりないので、主に次の一手と必至問題をやってます。

Kindleのセールで安くなってたので買っちゃいました。以前やった「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432 (将棋連盟文庫)の序中盤だけ集めた感じ。中盤問題が多いので自分に合ってる気がします。
必至問題は終盤が強くなる 1手・3手必至 (マイナビ将棋文庫)とか詰めろ将棋とかを。

将棋戦型別名局集5 中飛車名局集 (将棋戦型別名局集 5)はやっと直近の30局だけ並べました。最後の30局は久保先生比率高すぎ。久保先生の中飛車は異次元で全然共感できなくて、敗局の方が並べていてホッとします。鈴木先生の快勝譜は繰り返し並べたい楽しさ。

今考えているのは、「四間飛車も勉強してみた方が良いのだろうか?」というところ。振り飛車の基本が身についてプラスになるのでは?と思うのです。
以前、石田流を勉強した時、指すのは大変で挫折しましたが、そのあと中飛車に戻したらドンとレートが上がったので。
四間飛車を勉強して指しこなせればそれも良いし、指せなくても中飛車に戻した時にプラスになるのでは、と考えています。(思ったより自分は受け棋風らしいので四間飛車向いてるかもしれないし)