夏の平手特別レッスン
東竜門主催 夏の平手特別レッスンに行ってきました。
戸辺先生の対局を題材に、中飛車3局、石田流1局の攻め方講座。わりと見る形なので仕掛け方を覚えたい!と思ったけれど速くてメモが間に合わなくて書ききれなかった…。メモの断片を元に調べたいと思います。
そのあと、平手で希望戦法での指導対局。ゴキゲン中飛車で急戦と持久戦を1局づつ高野四段に教えて頂きました。
1局め、ゴキ中銀対抗二枚銀急戦。サクサク進んで、見たことのある局面に…。
ここで△3六飛と逃げながら金を守るのは▲3三角成△同飛▲5五角が痛打で一直線に負けになってしまいます。
正しくは△5八飛成と切る手。
「相手が技を掛けにきた時には技を掛け返すチャンス」とのこと。
2局めは相穴熊。通常と違って、飛車先交換して下段に飛車を引いてから穴熊に組んでしまい、左金が寄せられなくて困りました。
先に▲8六角と出られて困ったときは
△5二金〜△6一飛で△6四歩と角の利きを遮って駒組みを進めるとのこと。
振り飛車向いてる
落ち込みがひどくて人生お休みしたいと思っていたのですが、おかげさまでだいぶ元気になってきました。
無理して合宿行ってから、徐々に将棋も再開しています。
居飛車に転向も考えたのですが、今までどおり振り飛車メイン対抗形党で頑張ろうと思います。
某先生に「攻守のバランスが良くて手を作るのがうまい、振り飛車向いてる」と言われたので(単純)。
褒め言葉って、言う方はテキトーな営業トークかもしれませんが、言われた方にとっては心の支えになるものなのです。苦しくなったら「振り飛車向いてるって言われたし」と思い出すことにします。
とはいえ、谷川先生が角換わり名局集の解説を執筆中とのことなので、本が出たら絶対サイン本予約するし、指したくなっちゃうと思います。
強くなるには無駄なことばっかりでも、自分の好みと興味が赴くままに楽しむことができるのはアマチュアの特権。
仕事が忙しくて疲れがちで、ネットで指す気力も時間もあまりないので、主に次の一手と必至問題をやってます。
「次の一手」で覚える 将棋 序・中盤の手筋436 (マイナビ将棋文庫)
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必至問題は終盤が強くなる 1手・3手必至 (マイナビ将棋文庫)とか詰めろ将棋とかを。
将棋戦型別名局集5 中飛車名局集 (将棋戦型別名局集 5)はやっと直近の30局だけ並べました。最後の30局は久保先生比率高すぎ。久保先生の中飛車は異次元で全然共感できなくて、敗局の方が並べていてホッとします。鈴木先生の快勝譜は繰り返し並べたい楽しさ。
今考えているのは、「四間飛車も勉強してみた方が良いのだろうか?」というところ。振り飛車の基本が身についてプラスになるのでは?と思うのです。
以前、石田流を勉強した時、指すのは大変で挫折しましたが、そのあと中飛車に戻したらドンとレートが上がったので。
四間飛車を勉強して指しこなせればそれも良いし、指せなくても中飛車に戻した時にプラスになるのでは、と考えています。(思ったより自分は受け棋風らしいので四間飛車向いてるかもしれないし)
将棋合宿
将棋合宿、1泊2日だけ参加してきました。
感想、まとまらないので箇条書きでつらつらと。忘れないうちにメモっておきます。
- 子どもたちが元気に将棋をめいっぱい楽しんでいて微笑ましかったです。奨励会の子もいっぱいなので、もっと強くなるために!ってストイックなのかと思っていましたが、将棋はやっぱり楽しい遊びなんですね。朝の詰将棋タイムも友達とワイワイ楽しそうでした。
- 千駄ヶ谷で見たことのある子がけっこういましたが、しばらく見ないうちに見ちがえるように大きくなっている子も。子どもの成長は早いですねー。
- 学生みたいに将棋に集中する合宿をやってみたいなーと思っていたので、それが実現しただけでも嬉しかったのですが、たくさんの棋士の先生方が参加してものすごく豪華で贅沢な時間でした。
- 先生方が半分プライベートモードでゆるゆるっとしていて観る将的には最高でした。
- しかし夜に他の女性陣が先生方を囲んで楽しんでいるところ、そっちのけで友人と指しまくっていました。(昼間もっと時間キツキツにいっぱい指したかったのですが指すのが遅くて半端な時間ができてしまってあまり指せず、指し足りなかったので。)飲みながらなので事件起こりまくりでしたが楽しかったです。
- 伊緒先生が女神でした。以前イベントで見た指導対局姿が神々しくて憧れていたのですが、手合係を買って出ても有能、子どもの相手も上手。心の中で拝んでました。室谷先生もキレイでお二人とも素敵でした。(指導対局受けたかった…)
- 佐々木勇気先生は素でキラキラしてました。2年前に指導対局を受けた時よりキラキラ感が増した気がします。藤井四段に勝って一般人にも知られるようになったり、勇気流が横歩を減らすほど成功したりして自信をつけているのでしょうね。
- 新四段の杉本四段、とても優しくて応援したくなりました。きっと今後、指導対局大人気になりますね〜。
- 朝の詰将棋タイムのために、はじめ先生が一人ひとりのレベルに合わせて詰将棋を(名前入りで)準備しておいてくださって感動。(記名なしで◯手詰とか積んでおけばラクなのに。)3手詰39問、1手必至4問、5手詰18問。3手はウォーミングアップとして数えないとして、必至と詰将棋はこれくらいの割合でやるのが良いのかも。
今月は仕事が忙しくて心身共に疲れていて将棋は2局(指す将順位戦1局とそのウォーミングアップ)だけ、教室にも行けず、という状況だったので行くかどうか悩んでいたのですが、思い切って行ってみて良かったです。(帰ってきて疲れ果てています…。2泊3日する体力はなかった)
社団戦2017開幕
今年もやってきましたアマ将棋の祭典。
今日は4局全敗でした。全局中飛車。つまり相手は全部居飛車党。
(ノーマル中飛車、先手中飛車、ゴキゲン中飛車2局)
全局相手が左美濃や銀冠といった持久戦志向でこっちは石田流に組み換えたり向かい飛車への転換を図ったりしたものの上手く行かず中盤で駒損。仕方ないので駒損拡大させても相手玉に食いついてみるわけですが受け潰されて終了。向かい飛車への転換はほんとに成功しないし、石田流に組み替えるのはやること自体が少ないので経験が少なく失敗しがち…。
駒損しつつもなんとか終盤に入った対局が1局ありましたが読み抜けがあって逆転負け。
最近中飛車でうまくいった記憶がないような…。気分がネガティブなのもあって「こっちから仕掛けてもどうせ上手くいかないし」とか「駒を交換するとこっちが気づいてない隙があってやられちゃうんだろうなー」とか、形勢判断が悲観的になりすぎて、冷静な判断ができてないです。
いつもは負けるとしょんぼり、だけど今日は本気で悔しくて、強くなりたいって本当に思いました。
なんてことはなく
チラッとお見せしよう。5級くらいに棋力がニョキッと伸びた時の記録。大会前の1ヶ月、これだけは覚えるとひたすら繰り返し青野先生の鷺ノ宮定跡の講座を見て並べて勉強した。今見ても我ながらすごい。 pic.twitter.com/i6DH8ae4DV
— さぶ (@kaitoumio) 2017年6月21日
さぶさんの将棋ノート。
「なにやって強くならない」なんて言ってるのが恥ずかしくなりました。
自分は努力が足りないだけですね。
覚えられないなら覚えるための努力をする。
いい手が見えないなら、見えるようになるための努力をする。
すぐ覚えられるひと、手の見えるひと、素質の面はあるにしても、素質がなくても好きなのだったら、そのぶんを努力で埋めなくちゃ。