my次の一手
失敗した局面をストックして、戦法ごとに整理したいけど、どうしたらいいか考えてました。
以前はSkitch→evernoteに保存していましたが、Skitchは絵とタグしか入れられないので正着やコメントを書けないし、evernoteで画像見るのはなかなか使いづらくて続きませんでした。
手書きは面倒で続く・続かないという以前に始めるところまで行かず。
今回、id:pymeoa さんを見習ってblogにしてみました。はてなは1アカウントで3blog開設できるので、別のblogで次の一手だけ書いてます。
kifuofpenguins.hatenadiary.com
一ヶ月弱やってみた感想です。
- 類似局面で失敗を繰り返さないのが目的なので、中盤をメインに収集してます。でも終盤は印象深いので記録したくなっちゃいますね。
- カテゴリ分け(タグ付け)がすごくやりやすいので自由に分類できて使いやすい。今は中盤_居飛穴とかやってますが、居飛穴VS△5四銀型とか細かく分類したくなったらすぐ始められるのが良いところ。(複数カテゴリに入れられるし、カテゴリ名を入力するだけですぐ追加できるので)
- 画像アップロードはドラッグ&ドロップでらくらく。Skitchで画面キャプチャして範囲選択・ID部分をマスク→デスクトップへ保存→1局分の画像が溜まったらブラウザではてな開いてドラッグ&ドロップ→クイックルックで画像を確認しながらコメント記入という流れ。
- 1局分の画像を数枚溜めてる間でも正解を忘れたりします…。正着を書こうとするのが良いトレーニングなのでは。(←将棋というより脳トレ的な)
- 正解を隠すのは「続きを読む」記法で可能。ただスマホでは効かないので最近は区切りの線を入れてます。PCでも隠さない方が見やすい気もしてきました。
- スマホでも見られるのは良いですが、もっと軽快に眺められたらいいのになあ。
- 今後、定跡次の一手も書きたいです。自分が定跡を忘れがちな局面を繰り返しチェックできるように。ただ本の手順は著作権的に書けないので、定跡オフ激指の推奨手順を書くことになるかな。非公開にすれば本の内容でもなんでも自由に書けるのでそのうちそうするかも。
労力と成果が釣り合うかどうか微妙なところですが、当面続けてみようと思っています。
あとは、棋書ミシュランにあるような定跡分岐ツリー的なものを見やすくまとめられないかなーと考え中。
冬の将棋
1日1局指したらペンギンシール作戦はまだ続いています。指す1局は将棋クエストで夜の長考(持ち時間2分+切れたら1手30秒)が多いです。
しかし最近、むしろ棋力の低下を感じます。
手が見えないのは元のままなんですが、じっくり読むことができなくて、フィーリングで「…こんな感じ?」というノリで指してます。
しかも、制限時間なくても読むことが出来なくなってるという…。
中盤で、激指先生曰く優勢になっても、相手から自玉への攻めばかり見えて、自分から攻める手が全然見えなかったり。
級位者で下がるほど棋力がないのに棋力の低下を感じるというのは本当に寂しいものです。棋力以前に、素で、ボケ入ってきてるんじゃないかと思うこともあり…。指さない方が精神衛生上良いのかも。続けていくにしても、ちょっとやり方を変えたほうが良さそう。
こんな状態ではありますが、応援している棋士が快勝すると嬉しくて、将棋楽しい!と思います。
←追記: うつ状態でセトロニン減ると思考力低下するらしいです。冬季鬱っぽいので、まあ冬の間は無理せずのんびりするようにします。
大事なことは
shogijotatsu.hatenablog.jp
ブルーさんがウォーズ初段になったとのこと。すごいなあ。
強くなるために大事なことは
- 序盤をちゃんとする
(失敗したことはちゃんと覚えて繰り返さない)
- 囲い崩し重要
(中盤から終盤のスピードをアップ)
ということなんでしょうね。
対局したり本を読んでも、覚えなくて何度も同じ失敗を繰り返していてはいけないということなんでしょう。
自分の場合、よくある△6五歩の仕掛けに対し、正着は▲同歩だと知っていても取れるようになるまで1年以上かかってるわけで。
中飛車に対するよくある急戦なんて正着を覚えてさえいないのです。
まずこれをなんとかしないことには。
▲6五歩取ったら
居飛穴VS四間飛車で、四間飛車側が角交換を狙って△6五歩と突いてくるのがよくある仕掛け。
銀の位置、金の位置、端歩とバリエーションはありますが本当によく見かけます。
激指先生はたいてい▲同歩と取っていいよ!というのですが、なかなか取れないでいました。
- △同桂が両取り
- 角を飛車取りに打たれて馬を作られる
というわけで居飛穴側からするとイヤな感じがするのです。
初段との対局で、勝てるわけないなあ…と思いながら進めていたら、玉側の端歩も省略して早い△6五歩の仕掛けが。どうせなら取ってみよう!と思い、▲2四歩△同歩と突き捨てを入れて▲6五歩と取ってみました。そこから△7七角成▲同桂と進めば両取りを防ぐことができます。自玉は薄くなりますが、激指的には先手有利。
そこからいろいろあって自玉が詰みそうでヒヤヒヤしたりしたものの勝ちきることができました。
成功したので次も恐れず▲6五歩と取ることができそうです。
対局日を増やすチャレンジ
ネット対局が少なくなる理由は、負けると、特にひどい将棋で負けるとしょんぼりしてしまうから。
リアル将棋だと負けても教わることが多いのであまり気にならない、そもそもひどい将棋になりづらい、基本的に知り合いと会うために指しに行くことが多くて将棋の後にご飯を食べてワイワイするのが楽しいのでしょんぼりすることが少ないのです。
しかし対局を増やさないことには中盤力が鍛えられないでしょ、ということで対局を増やすための仕組みを考えてます。
そのひとつがこのカレンダー。
良い将棋が指せて勝ったハッピーな気分の日、負けてがっくりした気分の日、リアルで指した日と気分に合わせてシールを貼ってます。
今のところ、なんとかシールを貼れる日が続いてるわけですが、将棋の方はさっぱり上達せず、カレンダーを見ても、負けてガックリorzが続いてます…。ネット将棋ではレート落ちまくり。指した後に棋譜を見直しても対局中に思いついた手より良い手はなかなか浮かばなくて激指先生に頼ってしまいます。
はたして、効果が出て少しは上達する日がくるのでしょうか。
自分の対局中の読みを思い出してみると、終盤と中盤とで読む手数が違いすぎ。1手あたりの時間は終盤の方がむしろ秒読みの制限があったりするけれど、終盤はできるかぎり深く広く読むのに、中盤は手が思いつかないので目についた手を全然読まずに指して酷いことになることが多いです。中盤も終盤並に読みを入れて指せると全然違うんでしょうが。しかし読むためには候補手が必要なので、まずは手が見えるようにならないと話にならないんですよね〜。うーん。
負けた後に
対局日を増やそうとチャレンジ中。仕事が始まってどこまで続くでしょうか。
今日は優勢から駒を渡したら詰まなくて、いきなり即詰みに討ち取られたり(´・ω・`)
中盤からジリジリ差を広げられていいところなく終わったり(´・ω・`)ショボーン
対局するということは負けることでもあるわけだけど、趣味でしょんぼりするってどうなんだろう。
佐藤天彦名人で印象的な言葉1
— 谷川二森 (@twinforest) January 5, 2017
「将棋に負けるのは仕方がないと思うんです。将棋に負けた後に自分に負けたくないんです。」(将棋世界2016.01) pic.twitter.com/X62VtPUqlJ
それでもこの言葉を胸に頑張りたいと思います。
天彦名人、素敵な言葉だなぁ〜。